ポップじゃないよね?笑
★★★★★
とりあえず、聞かず嫌いでした。(←いかんね、これは。)
要は、胡散臭かったから。ブリットポップが。
その胡散臭いムーブメント代表取締役みたいに言われてたので、手は出さなかった訳。
しかし、これをたまたまジャケ買い(まあ少し聞いてみっか、程度)し、帰宅。
で、これは良い。予想してたポップさは皆無で、良い感じのどんより加減。
他のも買ったけど(次作、前作、パークライフ)前作以降は中々・・ハマル。
個人的にパークライフとかはカスで、すぐ売り。
まあ、好きな人もいるんだろうが、肌に(耳にか)合わない。
新譜は濃いのを期待してます。
Blur以上のバンドは英国から生まれないのである
★★★★★
なんだかんだ言ってもBlurはBlurである。
一番なのだ
バンドがグレアム離脱直前とあってもしっかり青白い炎は消える事が無かった
デーモンの悟るような祈るような歌声とビジョン
「13」は決して失敗作では無い。
いまでも愛聴してます
★★★★☆
英国を代表するロック・バンドBlurの6作目(1999年3月リリース)のアルバムです。一応タイトルは「13」とされていますが、アルバム・ジャケットでは「B」とも読めるように歪んだ字で書かれています(実際しばらく「B」かと思ってました)。ちなみに、このアルバムやアルバムからカットされたシングルのジャケットの絵はGraham Coxonによる油絵だそうです。
このアルバムにはDamon Albarnが同じく英国のバンドElasticaのシンガーJustine Frischmannと破局を迎えたことを歌った曲が多く、一般的には「Blurの特徴であった諧謔趣味が薄れ人間的な苦悩を扱った」という表現とともに受け取られました。以前のBlurは皮肉な優等生的な振る舞いをしていましたし、作品からは"お遊び"的な感覚や健康的な悪意が感じられました。しかし、このアルバムからはそうした以前のパブリック・イメージをほとんど感じません。前作品で既にブリット・ポップと呼ばれた90年代の英国を席巻したスタイルからの転身を図っていましたが、この作品はそうした音楽からさらに距離を置く内容となっています。ゴスペルを取り込んだ1曲目の叙情的な"Tender"のインパクトが強いですが、アルバム全体として聴くとポップス色は極めて薄いです。グランジなどの影響はさらに強くなり、ノイジーでハードな音作りで、安易にカー・ステレオやラジオなんかで聴かれることを拒むような硬派な音楽の印象。当時よく聴きましたが、今でもちょくちょく聴きたくなるアルバムです。
デーモンとグレアム
★★★★★
このアルバムを最後にギターのグレアムが脱退する。
レコーディング時期もささくれ立った微妙な関係だったかもしれない‥?
そこのところはよく判らないけど、このアルバムの中ではデビュー時からバンドの顔で在り続けるデーモンと
前作から存在感を顕著に現し始めたグレアムの強烈な音楽的個性が各々をアピールするようにぶつかり合って、
その緊張感が実に良い方向に向いて完成度の高い楽曲を生み出した。
ジャケットの絵はグレアムの手によるものである。
個人的にまたいつかアルバムの中での二人の音の喧嘩を望んでやまない。
はかないもの
★★★★☆
特別にブラーが好きな訳ではない。それは「パーク・ライフ」や「カントリー・ハウス」を聴いても変わらなかった。だが「テンダー」では変わった。他にもいい曲はあったが、この曲の存在感が強すぎて、個人的にはこのアルバムは「テンダー」なのだ。
トラッドな印象のイントロから、コーラスではゴスペル風なアレンジが施される、七分にも及ぶ大作。デーモンの恋の痛みを吐き出し、非常にメッセージ性が強い楽曲。言ってみれば、彼ららしくはない曲だ。
英国主義的なバンドが普遍さを歌った。そこに意味があり、愛、はかなさを訴えかける。きっと、この先もずっと聴いていく曲だろう。