インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

Blur

価格: ¥1,038
カテゴリ: CD
ブランド: Virgin Records Us
Amazon.co.jpで確認
By early 1997, British pop had become less a scene than a competition, so with this album, Blur's frontman Damon Albarn basically announced that he was withdrawing from the race, in favor of exploring other kinds of rock he'd been getting into. Most of Blur finds the band discovering the clipped structures and oblique words of American indie rock (the best hook on the album goes "woo-hoo!"), and that's a liberating strategy. Without having to exemplify England's Dreaming, Albarn can be tuneful and playful, and even when he cribs directly from his favorite records ("M.O.R." is pure Bowie, and "You're So Great" tries for Guided by Voices-style non-production), his gift for texture puts his stamp on these songs. --Douglas Wolk
1997 ★★★★★
ブリティッシュ・ポップの伝統を引き継ぐサウンドでイギリス人の日常を描いた3枚のアルバムのあとで、かねてから宣言していたように新しい方向に進み始めたブラー。ついにその変身の全貌が明らかに……てなことで発表されたのが、通算5枚目になる本作だ。
とはいえ"イギリス3部作"のときでさえ、彼らは多くのいわゆるブリット・ポップのバンドたちとは違って、ひとつのキャッチフレーズでは説明できない多様な音楽スタイルを持っていた。だから、明らかな新展開を見せるとなると、かなり過激な試みが必要になるわけで、まあなんと、グランジありのガレージありのクラブ系ありのと、今まで未踏の領域が総動員といった様相である。こうなると、いささか「変化のための変化」のような気がしなくもない。気ままな、というよりは肩に力が入った実験なので、今までの大胆不敵な奔放さが気圧されるようなヘヴィな聴き応えに取って替わった印象もある。
それにしても、こうして爆発させまくったイマジネーションを、見事にこのバンドならではのサウンドで音像化してしまう実力はたいしたもの。ここまで間口を広げてみせて、まだまだ今後の変化の余力を感じさせるのは、バンドとしての体力が並外れているからだ。
何より変化したのは歌詞だろう。客観的な描写でいろいろな人生を語ってきかせるこれまでのスタイルはいかにも英国的だったが、本作では自分を主人公にして率直な思いが語られる。その内容にいちいちギクリとし、まだ距離感がつかめずにいるのだが、この展開はすばらしい。確実なのは、彼らがさらにいいバンドになったということだ。
ブラーの転機作 ★★★★☆
 もう10年も前の作品になりました。1990年代前半に英国を席巻した「ブリット・ポップ」の立役者であったブラーによる、「ブリット・ポップは死んだ」という発言と共にリリースされた1997年2月10日発表の5作目で、大胆にスタイルを変えた転機作です。「どうして解散したのか」と問われて「今がピークで先がないからだ」と応えた某バンドのコメントを思わせるような潔さを思い出しました。
 本作品ではそれまでのバンド・カラーであった陽気さ・皮肉などがすっかり影をひそめ、サウンドはポップスからよりロックに大胆にシフト・チェンジ。アメリカ・ツアーで影響されたのか、アメリカのロック、特にローファイの影響を強く感じさせる作品です。このサウンドの変化にはGraham Coxonの嗜好が強く反映されたとか。作りこまれていない粗い感じがなかなか魅力だと思いますが、「パークライフ」や「グレート・エスケープ」が好きな人には合わないかもしれません。
 いずれにせよ、本作品は評論家からの評価も高く、またチャートでもNo.1を記録するなど、音楽的のみならず商業的にも成功した野心作です。
これも結構好き ★★★★☆
私はオアシスは嫌いだけど、ブラーは好きです。5枚目となる本作はこれまでとやや趣きが異なる。でも、なかなかいいですよ。
マイベスト☆ ★★★★★
いわゆるブリットポップからかけ離れたところへいったブラー作品です。そして自分にとってブラーが特別になった作品でもあります。一般的にも「パークライフ」と別の形での最高傑作となるでしょうか。

何よりグレアムのギターがノイジーに自由自在に駆け巡り、このアルバムに類のない色付けをしています。またベースをはじめ、アレンジは細部まで効果や意図を感じますし、凝った音像には雰囲気が溢れていますね。またデーモンらしい深みのあるポップ性も同時に演出されていると言えるのではないでしょうか。

パンキッシュなものからファンキー、ポップなものまでありますが、全編に渡って漂う暗さ・不穏さがこの作品の魅力でもあり、好き嫌いの別れるポイントかもしれません。個人的にはこの混沌とした空気感がたまらなく好きです。

「Country Sad Ballad Man」「M.O.R」「You're So Great」などベストに収録されていない名曲も多いのでぜひ。
B.L.U.R. ★★★★★
なぜこの5枚目がセルフタイトルなのか…それまであまりに(とゆーか誰もが認めるほどの)イギリス的サウンドで通っていたブラーが、ブリットポップ全盛期を皮肉るように骨太のUSロックサウンドに移行した。この事実こそがブラーの本質を表してるからであろう。「Song 2」は名曲だが、やはり@の「Beetlebum」だろう。あのギターリフほど耳にこびりつく曲はなかなかない。あとは総合的に完成度は高い