懐かしすぎです。
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Candyは聖子ちゃんのアルバムの中で一番最初にダビングしたアルバムでした。何度も何度も聞きました。高校生の頃なので今から25年ほど前ですね。その後ずっと聞いてなかったけど、1曲目から、歌詞もけっこう覚えてるなぁってウキウキするフレーズ。それと当時は気に留めていなかったのですが、彼女のアルバムは初期の頃からほんとにビッグネームのアーティストが手がけていますよね。作詞はほんとに聖子ちゃんにピッタリの松本隆さん、いつもながらなんてかわいい歌詞を書くのかしらって感心しちゃいます。作曲には財津さん、大瀧さん、細野さん・・・南佳孝さんなんかもいらっしゃるんですね。どれも聖子ちゃんのキュートな声とあいまってほんとにかわいらしいアルバムです。あとラストの真冬の恋人たちは名曲だと思います。これは大村雅朗さんなのですね。あと個人的にすきなのは「星空のドライブ」「モッキンバード」「野ばらのエチュード」かな。飽きないアルバムです。
女の子の可憐な愛らしさが存分に感じられる1枚
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1982年11月のアルバムです。シングル「野ばらのエチュード」が含まれています。
歌詞・曲・歌ともに素晴らしいアルバムですが、やはり特筆すべきは歌詞でしょうか。
聖子ちゃん黄金期といえばやはりこの人―松本隆。Candyは全曲松本隆さんが作詞して
いますが、その“女の子らしい可憐な愛らしさ”に包まれると幸福感でいっぱいになります。
(逆にそれがどうも・・・↓ という方ももちろんいらっしゃると思いますが。)
また近年ヒットしている曲の歌詞は心情が主という感じがしますが、松本隆さんの歌詞は
情景が多く、ひとつのストーリーとしてイメージが膨らみます。イマジネーションに広がる
美しい景色にうっとりできるようなところも大好きです。
個人的に好きな曲は(・・・どのアルバムより一番好きなので選びにくいのですが・・・)
◆モッキンバード ◆ブルージュの鐘 ◆真冬の恋人たち です。
どれも本当にHappyな気持ちになれます。ぜひ聴いてみて下さい。
絵になる風景
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澄み切った冬空のまたたく星の下で聴く。衣替えした冬の装いといったアルバムです。
曲のひとつひとつがくっきりとした世界を持っていて目の前に光景が浮かんでくる、それも幸せな気持ちになる世界が。
LPレコード時代、ブリュージュの鐘が終わってもしばらく余韻に浸ったままB面に行くのを忘れていた、そんなことが思い出されます。
たくさんの素敵な曲たちの中でも『黄色いカーディガン』は落語で言うところの膝替わりの役割りで、捨てがたい小品です。
つかの間の自由な時間
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このアルバムは頂点を極めた感のあるPineappleの次のアルバムだが、ジャケットも「秋」を連想させ、実に品のいいアルバムで、聖子にとっても「収穫の秋」だったに違いない。この一枚を聞けばわかるのだが、本当に暗さがない。明るいというよりも、本当に「幸せな」一枚だ。5曲目の「ブリュージュの鐘」の一節にあるように聖子の歌手としても本当に「ハーッピネス、つかの間の自由」な時間だったのかもしれない。その後の恋人との別れ、結婚、出産そしてゴシップに溢れたその後の私生活のことを考えるとファンとしてはこの頃聖子が一番充実していたような気がする。実は私自身、CDを再収集し始めた最初の一枚がこのアルバムだ。爽やかさ、暖かさ、若き聖子の円熟味が感じられる最高の一枚だと断言できる。
今までとは違う、冬のアルバム
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冬に向う季節にリリースされた割には、かなり弾けたアルバムです。
特に1曲目の「星空のドライブ」は、細野さん(作曲)らしいノリノリの曲です。
松本さんの詞も、情景が思い浮かぶ「恋の駆け引き」が初々しくて好感度!
その他にもヒット曲「野ばらのエチュード」や「未来の花嫁」など
20才の松田聖子さんの世界が存分に楽しめる最高傑作と言えるでしょう。
只、残念なのは「小麦色のマーメイド」が収録されなかった事です。
アルバムのイメージに合わなかったのでしょうか?
でもその分、新曲が1曲多く聴けるので充分満足出来る内容になってます。