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新選組始末記―新選組三部作 (中公文庫)

価格: ¥820
カテゴリ: 文庫
ブランド: 中央公論社
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こういうご苦労があって新撰組は今に残る ★★★★★
作者、子母澤寛(しもざわかん氏のこういうご苦労があって新撰組は今に残る。
子母澤寛氏はの祖父梅谷十次郎は江戸の御家人で彰義隊に参加、箱館戦争に敗れてそのまま北海道に定住した。
その北海道で生まれた氏は、明治大学法学部を卒業。読売新聞、東京日日新聞で新聞記者をするかたわら、
旧幕臣の聞き書きをまとめ、1928年(昭和3年)『新選組始末記』を出す。
その後、『新選組遺聞』『新選組物語』の「新選組三部作」を出版している。
後世、司馬遼太郎や池波正太郎などが新鮮組物を書けたのはこの3部作の存在があるからである。

このいわば、原資料が文庫で読めるのは、うれしいかぎりである。
じっくりファンにはお勧め ★★★☆☆
同じ新選組の資料でも、これより先に「新選組100話」を読んでいたので、どうしてもそれと比べてしまった。

・生存者が存命している時に話を聞いている
・新選組本体以外の、新選組に関わった者の資料もある
・書簡など、文書の資料が多い

これが良い点にもなり、読みづらい点にもなると思う。

私は正直、新選組以外の人物にはあまり興味がないので、資料を読んでいてもあまり興味が引かれなかった。
文書も、当然当時の書き方のままで、訳文がないので、歴史物にあまり慣れていない私には読みづらかった。

故に、私には前述の「100話」の方が読みやすかったのでこの評価になったが、とにかく新選組のことを詳しく知りたい人、文書の資料まで読みたい人には、文句のない本だと思う。
入門書 ★★★☆☆
新撰組の概説・入門書としては最適で非常にスラスラと読める一冊で間違いなく戦前期の新撰組研究に貢献した本の一冊。但し正当な学術書というわけではなく、歴史学的な内容では同年代の『定本新撰組史録』に劣り、今となっては誤りと発覚している部分も多く、いくら新撰組研究の基礎を築いたからといって過大評価は禁物すべきだろう。
もう一つの新撰組 ★★★★☆
新撰組が鳥羽伏見の戦いで新政府軍に破れてからの行く末は、これまで
司馬遼太郎の土方歳三を主人公とした「燃えよ剣」での記述から得る
知識しか私には無かった。特に甲陽鎮撫隊の動きの詳細や流山での
近藤勇の新政府軍への出頭のいきさつについては全く私の知るところ
では無かった。

この本はそれらの詳細を含めて極めて詳細に精緻に客観的に資料に
当たり実像を浮かび上がらせている。その詳細さは一般の読者に
とっては時に詳細過ぎる傾向が見られる。これも筆者のあくまでも
流山事件に至るまでの実像を捉えたいという情熱の現れであろう。

甲陽鎮撫隊の動き一つを取っても日ごとの行程を細かく検証して
いる。それにしても大久保(勇)(近藤勇の晩年名)は末期症状を
示していた幕府から大名の位を与えられ有頂天になっていたとしか
思えない。日野から日本史に登場した大久保(勇)にとって甲府への
故郷への道は錦を飾る思いであったろう。本来の「鎮撫」の役割から
すれば甲府へ急行しなければならなかったにも関わらずである。

甲府城はそこへ急行した新政府軍に先に占拠されてしまった。
これでは甲陽鎮撫隊の負けが決まったようなものである。
敗れ去った新撰組は、勝と西郷による江戸城の無血開城の前に
流山に集合した。ここに至るまでの記述も、原文を交え説明がある
ものの敷居が高く理解できないところが多々あったが研究者にとっては
貴重な資料の集大成であろう。
それでも、新政府軍に大久保(勇)が出頭する状況の詳細な説明は
私の知的好奇心を大いに満足させてくれた。

本書は一般の小説や歴史書のようにスラスラと読めるものでは
ない。実際私も理解しながら読み進むのに苦痛な箇所もあった。
こんな瑣末なことどうでもいいではないか、と思うこともしばしば
だった。しかし、歴史とはそんな瑣末な事柄の集大成であり、当事者
にとっては重大な事件、出来事に違いないのだ。そこをあくまでも
明らかにしようとする筆者の姿勢を感じた。

日本史上華やかな輝きを持った京都での新撰組の活躍もあり、
戦いに敗れて散り散りになって行く本書で紹介されるような新撰組
もある。私は本書で新撰組の二面性を理解することができたように
思う。流山の新撰組もまた真実の新撰組なのである。
新撰組の元祖ネタ本! ★★★★★
本書なくして新選組関係の書物は書けない。
本書からのネタの引用はあまたある。
現に司馬さんも、ネタをお借りしますと子母澤氏に挨拶しに行ったくらいだから。
子母澤氏はまだなんとか新選組隊士が存命しているギリギリの時に、
取材し書きとどめた。
これは大きな寄与だ。
BL専門店 桜香堂 ★★★★☆
新選組三部作の第一作。新撰組研究の古典として有名な作品です。ちょっと難しい所もあるので、初心者さんには不向きかも。
くーねる ★★★☆☆
言わずと知れた本ですが、実は創作の部分もあるそうです。
ハンドタオル ★★☆☆☆
新撰組に詳しくなろう!!
と思って読みました。でも裏話とかではなく、イッパイ資料あるぜってな感じです。
佐藤書店 ★★★☆☆
かの有名な新選組の資料といってもいい三部作のうちのひとつ。今では、わりと間違いがあると分かっているそうですが、新選組ファンだったらやっぱりおさえておきたいところ。言葉づかいは古いものの意外にスラスラ読めます。
飛鳥堂 ★★★★★
新選組のバイブルと言うべき本。でも創作が入っている事を理解して読む事が大切。
新撰組堂 ★★★★☆
新選組の原点と言ってもいい子母沢寛の三部作。新選組みが好きなら読んでおくべきと言っても良いと思います。隊士たちのさまざまな運命を鮮烈に描いた不朽の実録です。
飛鳥堂 ★★★★★
新選組のバイブルと言うべき本。
でも創作が入っている事を理解して読む事が大切。
佐藤書店 ★★★☆☆
かの有名な新選組の資料といってもいい三部作のうちのひとつ。今では、わりと間違いがあると分かっているそうですが、新選組ファンだったらやっぱりおさえておきたいところ。言葉づかいは古いものの意外にスラスラ読めます。
佐藤さえ書店 ★★★★☆
 池田屋事変は、
映画やテレビで見たことはあっても、
実際なんのためにどのようにして起こったのか
理解していなかったのですが、
この本で初めてなるほどと思いました。
生々しい死闘の描写や、
池田屋の主人のその後などが書かれています。
こすずみ屋 ★★★★☆
新選組にハマったらまずこれでしょうって言うほど。
アルプ書房 ★☆☆☆☆
本書をはじめとする三部作が「新選組研究のバイブル」だった。著者自身が後年、「あれは作り話」と述べているにも関わらず…である。今回、三作揃って復刊されたけど、もはや「バイブル」ではあり得ない。
みくみくBOOKS ★★★★★
有名な子母澤寛の本。後年の歴史小説家に与えた影響はとても大きく、新選組ファンを名乗るからには読んで欲しい本です。
tyo本 ★★★☆☆
新選組ものー。買ってみた。新選組ブームですねー…!しょうがないけれど!最近買うのが恥かしいくらいいっぱい出てて、やっぱりこれも恥かしかったですよー…。そんな私もブームなんですけどね。新選組。つうかこれむつかしすぎてもっと簡単なのにすればよかったと後悔いたしました所存。
あれこれ堂 ★★★★☆
うむむ。私の持てる始末記は三部作にはなっていないのだが…。どう変わっているのかな?
ノベル亭 ★★★★★
『始末記』『遺聞』『物語』の三部作からなる作品。幕末、京都守護の名において数々の志士達の命を奪った新選組。そのの本当の姿が見られる必読の作品。
どんぶりや ★★★★★
この三部作を読めば新選組オタクになれます。所々注釈が入って逆にその注釈が長くて細かくてそれ注釈じゃねーだろーってなぐらい勉強になります。ちなみにこれを読みながら黒鉄ヒロシの新選組の漫画を読むとかなり楽しめます。
きゅうきゅう堂 ★★★★☆
有名な子母沢寛作の新撰組三部作のひとつ。語り口が若い方向けではないですが、面白い作品です。あと、沖田総司は美形だったと信じたい方にもちょっとお勧めできないかも(^^;
【Moonside】別館 ★★★☆☆
新撰組の素顔を知る人々の証言を収集した三部作の一作目。ただどこまでが史実で、どこからが作者の創作なのか判断の付かないところが難。
茉莉書店 ★★★★☆
「まだ生き残っている新選組関係者」への取材による挿話が、生き生きと描かれる。史料でもあるが、作者の創作もあるため読み物として読むのが正しいかと思われる。
巡礼の館 ★★★★★
新撰組を語るにはこの三部を読んでから
朝花町BOOKセンター ★★★★☆
「天まであがれ!」からの流れでハマった新撰組関係書の1冊です。歴史に強くなることは間違いなし!
鶯庵~うぐいすあん~ ★★★☆☆
新撰組史記の元祖。でも実は史実でない事も多いんですってね。
≪疾風怒涛・幕末書店≫ ★★★★☆
新選組ブームの火付けをした、子母沢寛氏の著作。 
BOOKSHOPすぎむら ★★★★☆
ほぼ史実に従っており、一つの章は短い。新選組ガイドブック的な一冊。