内容が偏りすぎ
★☆☆☆☆
少なくとも何も知らない若者には読ませたくない本だ。
いいエピソードもいくつかあったが、全体的に「自由」に偏った
話が多かった。犯罪者の自由を叫ぶ弁護士、自分探しに出かける
パン屋、そういった人がいても良いと思うが、そういった人ばか
り集めた本を若者に読ませることはかえって未来を限定すること
にならないか?岩波書店に非常に近い人が多いのも気になった。
経験の大切さを語っています
★★★☆☆
「今、私はこの仕事をしているけど一体この先どうなんだろう、向いているのだろうか・・・。」
などと考えたりする人もいるのではないでしょうか。
将来が見えない今の世の中だといっそうそう感じる人が多いかもしれません。
「不満はないけど、やる気が見出せない」、「私のやりたいことって本当にこれなんかな」って思う若い人も多いと思います。
この本は私自身がそんな思いをしている時、何気なく手に取った一冊です。
17人の人が自分の仕事を説明しています。きっかけは色々ありますが、仕事の挫折や苦悩そして喜びなどを感じたままに書いています。
仕事というのは本当にたくさんあるがその道のプロになるにはしっかりと経験を
積むことの大切さが改めて感じました。
高校生・大学生も
★★★★☆
読了後、背表紙を見ると岩波ジュニア新書とありました。
小・中学生の将来への示唆を与える本として編集されたんでしょうか?
本書は17人の様々な職業に就く人が思い思いに自分の仕事について書いたものをまとめた形になっています。
ただ、僕は大学生です。
薬学部の2回生で、僕の大学(薬学部単科大学)の学生は一部には研究・その他の就職を決める人はいるものの、多くは臨床系の薬剤師としての仕事に就きます。
つまり、殆どの人の将来の仕事がかなり限定されているのが内の大学の特徴の一つです。
そういう大学の英語の最終講義で薦められたのがこの本です。
どういう意図があったんでしょうか?
僕は近い将来就くであろう職業に対してまだ何にするというのが決まっていません。
今まで小・中・高校というのは限られた尺度であったのに対して大学・社会人へと続いていく道は尺度があってないようなもの。
尺度であったり目標・目的がないという状態は次に何をするのか?というのがないので非常に不安定な状況です。その状況でこの本で出会った言葉を紹介したいと思います。
これは世界中をバイクで駆け巡った日本人が次に日本中をバイクで走破する人の話です。
「ところで、日本をまわるというのは、そう簡単ではありませんでした。どのようにしてまわったらいいのか、わかりませんでした。そこでひとつ、テーマを設けました。それが”峠”でした。」
読む人を選ばないと
★★★★☆
この本を読むのに早すぎる・遅すぎるということは無いと思います。
キャリア形成をするのに適した1冊では無いかと思います。社会に出て活躍されている方々にも役に立つ内容ですし、長期休みなんかに小中高生が読むのにも適していると思います。
自分の思い描く将来像と照らし合わせて、家族と話し合ってみるのも面白いではないでしょうか?
先を行く人たちの言葉
★★★☆☆
決して平坦な道を歩んだわけではない。
各分野で実績のある人たちが語る言葉に、勇気をもらった。
自分にむいた職業を探している人や、
仕事のスタートに立った人たちに手にとってほしい本。