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ルードの恩讐―グイン・サーガ〈99〉 (ハヤカワ文庫JA)

価格: ¥567
カテゴリ: 文庫
ブランド: 早川書房
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お勉強 ★★☆☆☆
イシュトが語ります。グイン勉強します。一言で言えばそんなところ。語りが長いっすよ。
それにしても脱走した後に川岸に戻るっていうのが物語りを巻き戻しにしていたりで、悶々とします。
心理描写が多過ぎというのも足し算になって斜め読みで十分対応可能になってたり。
最後の最後でイシュトがパンチの効いた役をやってますってところ以外はスローペース進行続行中。
行ったり来たり・・・ ★★★☆☆
第一巻の冒頭、リンダとレムスが迷い込んだルードの森の夜のシーンからスタフォロス城にかけての描写の凄さは今でも鮮烈に覚えている。
ところが、再び(三度目か?)ストーリーの舞台となったルードの森の雰囲気はなんとも毒気が抜けたものになった(このあたりかつては伝説の大魔道師として登場したグラチウスが、登場回数を重ねるにつれて好々爺じみてきたことにも似ているが)。はては、おどろおどろしかった屍食鬼グールすら・・・(これ以上は言うまい)。
ここ数年に出された本シリーズの各巻を読んで思うのは、次の点だ。
特定の人物に傾倒した描写やストーリー展開(主人公であるグィンは別格にしても)、当初は恐れ慄く対象として魔法・魔道が描写されていたのに対しここのところ、ほとんど万能の小道具として化してしまっていること、さらに魔法によるコミュニケーションやタイムラグの解消は、ストーリーを歪め、世界のバランスを崩し、ファンタジー”らしさ”を失わせる要因になっていると感じる(もっといえばその魔法の恩恵は一部の人物だけが蒙っていること)。
当初は、あれほど陰影に富んだ設定が随所に設けられていたはずの世界がいろいろな意味で平板になってしまっていることが最も残念・・・。それが、今回ルードの森に還ってきてみて強く感じたことだった。
根性があるなら読んでみて。 ★★★★★
今更1巻から買って読んでなどと進めにくい本です。
けど、あえて進めるなら、
20代で一度読んで、30代でもう一度よんで、40代でもうもう一度読んでみてください。
きっと大河の流れを感じることができます。
運命と向かい合う登場人物たちと向き合った時に、
描写がどうの展開がどうの、などということはどうでもよくなると、
私には思えます。
なにせ、すべてはヤーンの身心のままなのですから。
質<量。そろそろ・・・ ★☆☆☆☆
作者渾身のシリーズ。
まぁ当初100巻完結予定でS54からスタート!!
ここまでくると何処の巻でレビューを書くか迷ってしますが・・
100巻発売間近というコトであえて辛口で!

やはり初期~中期~後期(現在)に至る刊行の中で作品のクオリティーは正直下がってきていると思います。

①情景描写、心理描写がコトゴトク長い!

②物語が拡散傾向にあり、張られた伏線(もしくは本筋)が収束されていない。

③人物設定の変化の仕方に合理性があまりない・・(初期段階の人物設定と今現在の人物設定に至る過程が上手くつながってない!!)

④最初に指摘した部分に付随すると思うのですが・・1巻あたりの物語としての密度が過度な情景描写等により薄くなりつつある。

まぁ色々としつこい割には読み続けてしまう作品なので、最低限の質は
クリアしているとは思います。

ついに明かされるグール ★★★★★
今まで物語の中に何回か登場したグールであるが、詳細が語られる事は無かったが、この巻では、グールの秘密が明かされる。これだけでも興味深いが、話の展開も目が離せない。一気に読み上げてしまう巻だ。ぜひよんでください。