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ノスフェラスへの道―グイン・サーガ〈97〉 (ハヤカワ文庫JA)

価格: ¥567
カテゴリ: 文庫
ブランド: 早川書房
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出発用意 ★☆☆☆☆
マリウスの見せ場というのが大きい。ただ、それだけ。
その他はもうちょっとトークを控えてもらいたい気がする。特にお家騒動の話なんてパロでしてきたのにまた蒸し返しってイメージ。1度でいいよ。
シルヴィアも問題みたいな話がでているけれどケイロニアじゃなくてクムならよかったのにねって感じ。
ケイロニア版ホームドラマ? ★★☆☆☆
記憶を無くしてノスフェラスへ取り残されたグィンを迎えにいくために、ケイロニアで遠征軍が組織され・・・というストーリーだなのだが、例によってなかなか進んでくれない。本巻のメインストーリーは、ケイロニア王家内のホームドラマ的出来事で占められる。家出していた長女の夫の一時帰還、出征中の夫の不在中に起る次女の不倫・・というわけだ。
しばらくパロ中心に展開していたストーリーが、しばらくぶりにケイロニアに戻ってきたわけだが、この展開の遅さ、また華のなさはどうしたものか・・。
豊穣な言葉でつづられた大河小説ということかもしれないが、甘ったるい無駄な言葉でごてごてに飾られた中身のない菓子のようで、満足度は低い。
やっとノスフェラスへ ★★★★☆
相変わらず大問題が発生するたびに、ストーリーの展開が停滞するのはもうグインサーガの定めの様なものなのねって感じですが、やっとこの巻の最後でノスフェラス遠征隊が出発し、それに合わせてストーリーも動き出すような気がします。
ここのところ、あちこちで(最愛の妻にまで(TT))けなされるばかりで、彼のよいところが全く評価されていなかったマリウスですが、やっと本人の口から自身の想いが語られます。それに共感できるか否かは、それぞれでしょうが、本人が自分のやりたい事をやりたい様にやってくれる事に、ホッとしているのは私だけ??
優秀で行動的で世界に影響を及ぼす登場人物の中で、自分の想いにだけ正直に生きているマリウスに心癒されるのは、現実の世界でもそうできればいいのになぁ、と憧れを抱いているからなのかもしれません。
それにしても、いったい何巻でこの物語は終わるのか?「グイン中原帰還」だけでもあと5巻ぐらいは必要な様な……。
グインはどうなる ★★★★☆
星船から転移されたグインは、ノスフェラスにいた。記憶を失い、セム族の村にいた。ケイロニアは総力をあげてグインの捜索に乗りだす。マリウスも参加する。そしてマリウス問題も一段落?
面白かったワー ★★★★★
マリウスの魂が強烈に語り歌われる、個人的にかなり印象深い巻。
芸術家の魂、ってやつを、批判でも称揚でもない、だが力強い
リアリティで語ってみせる。足手まといで役立たずで無責任で、と
とかくボロカスに描かれてきた彼が、その歌ひとつでその場全員を
納得させるシーンはかなりキた。皆(僕も含め)目が覚めた様に
マリウスを見る。物語の大きなうねり、って奴の中で、生き残りの
各キャラクターがそれぞれ存在感(生き様)をバシバシ示してくる。

サリアの娘をBGMに、タヴィアがイリスを思い出すシーンには、
正直背筋がゾーっと来た。グインもやや回復したっぽいし。
でもイラストのマリニアはちょっと成長しすぎだと思った
しすぎだと思った