最初は「奇想天外なお話だな、ははは」と読んでいたのですが、もう笑っていられなくなりました。
奉仕する側に辛い思いをさせないよう、喜んで奉仕できるような気持ちに導くことがすなわち「慈畜主義」。姿形が人間なのに、肌の色だけで人間でないモノ=ヤプーと半人間=黒奴、とすることに何の疑問ももたないイースの白人達。
もうここまでくると、腹立たしいというよりは諦めの気持ちに傾いてきました。だって、古代日本からイースに干渉されてちゃ仕方ないと思ってしまいます。(いかんいかん・・・)
この全5巻の物語を読み終わったら、どんな気持ちになっているのか、続きを楽しみに読んでいるところです。