もしかしたら、我が家の近辺にも小人たちが!
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全5巻ある“The Borrowers” シリーズの第2巻目になる本書で、3人家族は、野に出てサバイバル生活をすることになる。食用に木の実を集め、靴を住まいとし雨風や寒さを防がねばならない。新登場のスピラーはワイルドで自由人。頼りになる愛妻家の父親、すぐ悲観的になるが家庭的な母親、明るく行動的で不屈の娘というメンバーの頑張りに声援を送り、住まいや食についての工夫にはエコ問題を思わせられる。楽しいイラストと共に、散りばめられているユーモラスな表現にクスクス笑い、危機の連発にハラハラ心配して、次々と読み進みたくなる。第3巻にも続く親戚との関係は、身につまされた。児童物なのに、100%は理解できないという私70才の英語力ではあるが、それを補う牽引力がある。生きるエネルギーを得ながら、この夏中に全巻読破!
愛すべき、借り暮らしの人たち
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この夏、スタジオジブリが上映すると言うことで、手に取ってみました。最初はオーソドックスに「床下の小人たち」を読んだのですが、アリエッティとその家族の可愛らしさに、キュンときました。階段を上るだけでもこびと達には大冒険!早速シリーズで購入しました。スタジオジブリ作品が嫌いでない方、一見の価値ありかも☆
魅力的なキャラクター
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メアリー・ノートンの「小人の冒険シリーズ」第2作です。
第1作で大きな家の床下から追い出されたアリエッティ親子が、ヘンドリアリおじさんの住む穴倉を目指します。
その野原の旅は、小人たちにとって、決して楽な旅ではありませんでした。そんな中でもアリエッティは、カタバミの実や野いちご摘みを楽しみます。
このシリーズの良さは、登場人物が非常に魅力的なことでしょう。
しかも、本作ではこれにスピラーと言う野育ちの小人が登場します。このキャラクターが又魅力的です。
小人たちの野原を渡る冒険もスピーディで、かつ映像的です。
なかなか楽しい読み物になっています。
更に、この巻は格言が章立てになっており、アリエッティの日記からの類推の物語と言う形を取っているのも面白いと思います。
ここ40年マイブームです。
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小学生の時、お年玉で買ったのが最初で、それから一冊ずつ集めて今現在も愛読書です。
いまでも、その頃のドキドキ感がよみがえってきます。必ずシリーズで読まれることをお勧めします。
のんびりしたファンタジーが好きな方に。
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The Borrowersの続編。小人たちは、外で暮らし始めます。そこでの生活振りや出会い。のんびりしたファンタジーが好きな方にはおすすめです。私としては、前作よりも、展開も早く、楽しめました。特に、人間を頼らず生きてきたBorrowers、Spillerがいい。お気に入りのキャラクターになりそうです。