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六番目の小夜子 (新潮文庫)

価格: ¥637
カテゴリ: 文庫
ブランド: 新潮社
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mmmm ★★★★☆
 青春物語のなかにどこか不気味さが漂う作品

 不安定でどこか不器用な少年少女の描き方がとてもうまいと思った

 加藤くんはちょっとかわいそうでしたが、もっと出番がほしかったところ

 思春期のちょっと不気味な、わくわくする物語をぜひお試しあれ
もったいないが、雰囲気は抜群 ★★★☆☆
本当に勿体ないと思う。
これだけの要素を詰め込み、読者をワクワクさせておきながら、
どうにも納得のいかない結末を迎えるのは、非情に惜しく感じてしまう。

学園ホラーとするなら徹底的にその方向に持っていけばよかったのに、
無理に辻褄を合わせるように話を展開させるせいか、
何とも中途半端な出来になっている。

ただ、体育館で全員で演じるシーンは素晴らしい。
見てもいないのに、その場面が目の前に現れるような、
ゾクゾク来るような話のもっていき方を味わう為だけでも、
読む価値があると言える。

改めてそれを考えると、勿体ないなと思う作品だった。
出来ればリメイクでもして書き直して欲しい……
真実とは ★★★★★
新聞を読むと、これはどこまで広告上なのだ、と時々思う。この本もしかり。おそらく学生を監視する学生の制度のことだと、思った。戸惑い。裏切り。切なさ。悲しさ。真摯さ。そして、胸落ち。
彼らは、あるドラマのモデルとなったり、現実に事件を起こしたりとする。是非この本を読み、さまざまな事件がどこまでそのとおりなのか、桁間を読んでみてください。きっと、相当なオカルトです。
仮に、監視の学生が事件を起こした場合。どうするのか、と、言うと。やはり、突っぱねるしかないのでしょう。大学としては、使用者責任を問われかねませんから。そのためには、学生証を発行しておいた方がいい。その意味するところは、即ち学生でないものが、学生証を持ち、学生として生活をするのです。つまり、報道されれば、学生として。また、学生として収監。などなど。と、言ったように。
しかし。でも、考えすぎると、現実と夢の接点を、見失いかけるのでは?
たくさんの引き出し ★★★★☆
幾つか疑問の残った箇所もあるが、やはりとても面白い。沙世子は沙世子か、しかし謎は解き明かされない方が効果的であるという良い見本だと思う。一つ一つのエピソードが凝っていて、飽きさせないし、人物や、事象を描写する筆致はデビュー作とはいえ流石。近代日本文学を読んでいるときの様な、美しい表現に出会うと、嬉しくなる。 
雰囲気は良し ★★★☆☆
私的には、なかなかの作品だったと思う。作品内の臨場感がひしひしと伝わって来て、特に学園祭のシーンでは、私もおのずとページをめくるのが早くなり、授業中にも関わらず手を止められなくなった。
しかし、せっかくの臨場感のある舞台を用意しているのに、人物の行動や言動がスッキリしない所が多々あった。
ただ、作品を読み終わった後で、自ら回想して推理してみるのも悪くないかも知れない。
少なくとも、一度は読んで見る価値はあると思う。