ただただ衝撃的でした。
★★★★★
ねじ式を読んだのは小学生の頃。それまで読んだ漫画なんてユーモアあり、笑いあり、ドタバタありのものがほとんどだったから。それがとても不気味で異様で理屈も何もあったものじゃない。だけどその異様で不気味な魅力には逆らえず、何度も何度も繰り返し読んだ記憶があります。トラウマになるかもしれません。しかしこんなにインパクトと衝撃のマンガはありません。
夢という現実
★★★★★
最初読んだときは、何じゃコレと思いつつ、でたらめなのに妙にリアルで説得力のある
絵と場面の展開に興味を持った。
著者いわく「これはうとうととしてたときに見た夢を絵にしたもの」
ああなるほどと思った。
でも本当は違ってて
「これはうとうととしてたときに見た夢を絵にしたものをかいたらこうなるだろう」と、
計算し尽くされて時間をかけて作られた作品だった。
作品は、何回読み直しても、妙に飽きない、中毒性のある作品です。
テッテ的におススメメです。
★★★★★
産婦人科医の後ろで日本海軍の戦艦が交戦中なんだけどまあそれもいいかなと思えてくる精神的ゆとりを覚える。
あと所々で遠近法とか無視してるんだけど他にもいろいろ無視してるのであんまり気にならない。
機関車も線路がないところを無理やり走ってるようだけど、そんなのだんだんどうでもよくなるからだいじょうぶ。
金太郎飴ビルは石油化学工場のようで萌えますた。あれなんちゅう巨大資本でしょう。おばあさんがレバー一本で操作してたらぃ。
お面をつけた機関士の坊やはペンギン村にもいますたね。あの子だったのですね。
明日の残りご飯を食べるような、誕生日を2回変更するような物理的無理をあっさり達成してくれので痛快です。
難しい!!
★★★★☆
皆の意見を参考にしてたら読みたくなって、購入して読んで見た。
・・・訳が分からない。
漫画のタッチは入り込める。
一話目は何とか・・・何とか読めたけど、理解不可能。
ニ話目、三話目と進む度に、次第にイライラ・・・『何が言いたいんだこの人は!!』と・・・。
まだ続くかと思いきや、えッ!?これでおしまいなの!?と。
分からない事が面白いのか、何か深いものが本当にあるのか・・・分からない。
評価も一応★★★★をつけた(出版されているという事は支持を受けている)けど、★なのか★★★★★なのかも難しい。
取り扱い注意!
もう少しだけ・・・頑張ってみよう・・・。
目医者の看板、きしょーーーーっ。
★★★★★
お座敷の開かれた障子の向こうに軍艦が
浮かんでるシーン、金太郎飴ポキッ、
目医者の看板。ねじ式だけが特殊マンガで、
つげのメインは矢張り、温泉ひとり旅行物ですね。
私小説マンガの巣窟・ガロが廃刊になって20年。
今残っているのは、テレビの人気物・蛭子能収くらいすか。
つげワールドはつまり昭和ワールドなんすよね。
木造長屋マンガ。人情とか同情とか。
ノスタルジーじゃないです。希望とかもないです。
あるのは、陰鬱という名の安心感。
そういえば、ねじ式の「メメ」くらげって「ぺけぺけ」の
誤植だったらしいですね。ガロって、よかったよなあ。