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チェーザレ 破壊の創造者(1) (KCデラックス)

価格: ¥780
カテゴリ: コミック
ブランド: 講談社
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ふつくしい... ★★★★★
何巻か読んでの感想ですが,
登場してくる人物が皆好きになれる。
もちろん,お馬鹿なやつを含め。
そして,そんな人たちが関わり合って
生まれるこの作品は
美しいという以外にないじゃあないか。

私は主人公も好きだ。
愚かだった時の自分と相まって
物語に吸い込んでくれるのではないでしょうか。
憧れという感情に懐かしさを憶えつつ,
過去に思いを馳せることができます。
好感のもてる丁寧な仕上がり ★★★★★
 チェーザレ・ボルジア。毒薬と陰謀と華麗、といったところが彼からイメージされるものでしょうか。今までも数々の小説や歴史物語の主人公にされてきた彼の青年時代を描いた作品ですが、この作品は絵的な要素も含めて、その中でもかなり傑作の部類に入る可能性がある作品です。
(念のため、ここでいうチェーザレとは、15世紀のイタリア、ローマカトリック教会の枢機卿ロドリーゴ・ボルジアの息子、チェーザレ・ボルジアのことで、彼は枢機卿になったあとにイタリア統一まで目指す)
 さて。この漫画、連載ものにも関わらず物語はあくまでゆったりとしか進みません。激動の時代に入る前の学生時代からゆっくりと描かれます。その中で、彼の思想や人となりを描くだけでなく、ルネサンスの同時代の人々や背景、思想の流れなどを丁寧かつ流麗に描いていて、個人的にはとても好感が持てます。
 過度に美形になったり歴史的に無理があるデザインの歴史漫画が多い中、丁寧に考証を踏まえて、なおかつ魅力的な人物造型をされている惣領さんの腕が光る一作です。
 前作の「es」もよかったですが、これは素晴らしいです。
主人公のアンジェロがうざいんです ★★★☆☆
高評価が多いのであえて欠点を描きます。
まず、主人公のアンジェロがうざいんです。彼が「無邪気」で「世間知らず」なのは物語構成上の都合なのですが、それにしても限度を超えてます。たとえば、チェーザレに「私は娼婦の子だ」と聴かされた翌日に、チェーザレの友人にそれをそのまま伝えるアンジェロ。もはや、無邪気というより無神経ですが、彼はこういう行動がとにかく多いのです。
また、物語の展開としても、「ある話を聴き、それを別の人に伝える。(そして新たな事実を知ったり、事件が起こる)」パターンも多すぎます。もっと他の方法もあると思いますが。
ところで、本作品のサブテキストとしては、漫画では『マンガ メディチ家物語』(樋口雅一、講談社+α文庫)、『まんがで読破 君主論』(イーストプレス)がお勧めです。後者の半分はチェーザレの話です。
大好きです ★★★★★
まずはなんといっても丁寧に描かれた絵がいい。この時代、実際にこんな感じだったんだろうなーと思わせてくれます。
塩野さんじゃありませんが、非西欧非キリスト教の日本人だからこその視点を持った作品です。
総領さんの気持ちがしっかり入っているこの作品、大好きです。
最高! ★★★★★
週刊モーニングに連載されている、チェーザレ・ボルジアを主人公とした作品の単行本化。

ルネサンスものは、漫画だけじゃなくても好きなんだけど、これはすごく面白い。今年読んだコミックの中では最高だ。

特に第2巻のチェーザレとレオナルド・ダヴィンチとの出会いのシーンは、フィクションなのだろうが、よく描けてる。

続編が楽しみ。