読み終わった後、予想外に平安時代とか陰陽とかについての知識が増えていくことに気づいて自分でおどろきます。笑 時代背景や陰陽道などに少しずつ詳しくなっていくと、巻を読み進めて内容が難しくなってきたときも楽しめると思います。
それにしても源博雅は近衛の中将だとしたら従四位の下の殿上人、『せいめい』は自分の兄が天文博士だから正七位くらいとするとそれ以下で地下なのに博雅にため口をきいているのはおかしいなあ。内裏の外ではそれ程身分の差というものにたいしてうるさくなかったのかも知れんけど。
気にしなければ面白い本です。