殺されそうになったものたちが、命からがら逃れてきて、ブレーメンの街を目指して旅に出る。
「死ぬよりマシなことはいくらでもある」
「死ぬ気になれば、なんだってできる」
そんな力強いメッセージを小さい子どもにもしっかり伝えてくれる良い絵本だと思います。
弱いものが集まって、敵を倒すお話しって、子どもは結構好きですよね。
3歳の娘にはちょっと長めかな?と思ったけど、意外に気に入って、よくリクエストしてきます。
挿絵もカラフルで、悲壮感が漂わず、さわやかな印象。
仲間と知恵を出し合い、力を合わせて、最後はみんなの安住の住みかを得る。
いじめや高齢化社会をたくましく生き抜くヒントを子どもにあたえてくれるのでは?