「モモちゃんとアカネちゃん」シリーズや民話の採集などで知られる松谷みよ子の「あかちゃんの本」シリーズの1冊。1969年の出版以来、赤ちゃんのファーストブックとしてロングセラーを続ける不朽の名作絵本。全9巻からなる同シリーズには、ほかに『いないいないばあ』 『いいおかお』などがある。
「まこちゃんの じどうしゃです はしりますよ ブブー」。すると、ストップ! のせてのせてと、ウサギが手をあげています。ウサギを乗せてびゅーんと走っていると、またストップ! 今度はクマが手をあげています。みんなでブブブーと走っていると、またまたストップ! 今度はだれかな。
繰り返しと擬態語の多い文章は、赤ちゃんの耳にもやさしく響くはず。子どもたちの大好きな自動車と動物たちが、真っ暗なトンネルを抜けて「でた! おひさまだ!」と振り向くページには、赤ちゃんも手をたたいて大喜びするに違いない。その反応の良さに、きっとお母さんもうれしくなる。(小山由絵)
お父さんの絵本デビューに
★★★★★
子供が1歳になるころにお気に入りだった本です。
テンポよく話が進んでいくし絵も個性的でボロボロになるまで読んでました。
お父さんとして一番助かるのは、一緒に車に乗っている時に遊べるところです。
まこちゃんの代わりに自分の子供の名前で「○○ちゃんのじどうしゃですよ〜」、
って話してあげることで子供も喜んでくれますからね。
お父さんの絵本デビューにも良い本だと思います。
一緒にドライブしてる気分
★★★★★
乗り物が大好きな1歳の息子にぴったりの絵本。
男の子が運転する自動車に色んな動物が「乗せて!乗せて!」とやってきます。
動物のお友達と一緒のドライブはまるで幼稚園の遠足のように楽しそうで、うきうきしながら読めます。
息子は最近「乗せて!」のところで自分も手を挙げるようになり、とんねるから出た時には大はしゃぎするようになりました。
ドライブ
★★★★☆
まこちゃんが自動車を走らせていると
いろいろな動物が「のせて」と言ってきます。
そして、まこちゃんの自動車は、にぎやかになっていきます。
ラストでトンネルに入り、そして抜けるところも
楽しくていいですね。
シンプルな文の繰り返しが子供には、おもしろいのかな。
絵は少し地味だけど・・
★★★★★
この絵本を何の予備知識もなく初めて開いた時、こりゃあ面白い本!と思いました。元々評判が良いとは知らなかったのですが、幼い子が喜びそうな要素が沢山含まれている本だと感じました。試しに孫に読んでみますと、言葉のリズム、繰り返し、急に真っ暗なトンネル!トンネル・・そして視界がパッと開ける。一歳過ぎの孫が興味津々で楽しめました。本当に文句なく良い絵本ですね。
何度も読まされています
★★★★☆
1歳半になってもなかなかことばが出てこないので、少し絵本の数を増やしたいと思い買いました。男の子だからか、車は大好き。特に動物をのせてあげるページでは、「のせてあげる?」と聞くとすごく嬉しそうな反応。
以前、ここのレビューで「まこちゃんの〜」を子供の名前で読んであげているというのをみて、参考にしました。実際、楽しいみたい。
言葉が増えたわけではないけれど、違う絵本を読むことで理解していることや楽しそうにする表情がよみとれてとてもよかったです。