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ガザ紛争 2008-2009 (山崎雅弘 戦史ノート)

価格: ¥0
カテゴリ: Kindle版
ブランド: 六角堂出版
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2008年12月から2009年1月にかけて、地中海に面した中東のガザ地区で、大規模な軍事衝突が発生した。ガザ地区を活動拠点とするパレスチナ人の政治・軍事活動組織ハマスによる、イスラエル領内への恒常的なロケット弾攻撃と、ハマスの拠点に対するイスラエル軍による徹底攻撃という図式で推移したこの紛争により、ガザ地区に住む大勢のパレスチナ人市民が、イスラエル軍の実質的な無差別攻撃で死傷することとなった。

紛争の巻き添えで重傷を負った市民が病院へと収容される痛ましい姿が、日本でも新聞やテレビで連日大きく報道されたこのガザ紛争だが、常に速報性を重視しなくてはならない媒体の常として、新たなニュース素材の出現と共に古い素材は瞬く間に「消費期限切れ」となり、ガザ紛争に関する日本のメディアの報道は、潮が退くように姿を消した。

しかし、ガザにおけるイスラエルとハマスの紛争は、イランや北朝鮮による核および大量破壊兵器の開発疑惑、およびムンバイでのテロ事件(2008年12月)以降のインド・パキスタン間の緊張関係と共に、核兵器の使用を含む第三次世界大戦の発端となりうる導火線の一つとして、国際社会では今なお高い関心が寄せられている。

本書は、2008年〜2009年に発生したガザ紛争の背景と経過を、コンパクトにまとめた記事です。2009年5月、学研パブリッシングの雑誌『歴史群像』第95号(2009年6月号)の大特集記事として、B5判15ページで発表されました。

ガザ紛争とは、一体どのような出来事だったのか。ハマスとイスラエルは、それぞれ何を意図して軍事行動を行い、ガザのパレスチナ市民とイスラエル国民はこの紛争をどのように捉えたのか。対決図式の一方を担うハマスとは、いつどのようにして創設された組織なのか。そして、この紛争はなぜ、第三次世界大戦の発端となりうる導火線と見なされているのか。現在もなお続くこの紛争の全体像を、わかりやすく解説しています。