何しろ薄い本だし、小説同様、彼の英語は割と読みやすい。大学入試レベルの英語力が確実にある人は辞書引きながら挑戦しても大丈夫だと思う。ただし、小説の方で英語版に挑戦した人は分かると思うが、彼の書く文章はキメのところでくだけた表現が多い。ネイティブじゃないとストンと腹に落ちないところが人によってはあるかもしれない。なお、代表作「ネコのゆりかご」「スローターハウス5」に関して少し言及があるので、未読の人はまず、これらを読んでからこのエッセイに入った方が良いだろう。

　内容としては、彼が雑誌「In These Times」に寄稿した文章と少しだけ被っているが、ユーモアとブッシュ批判が溢れるボヤキ節という感じ。笑いのツボが日本人と少し違うところもあるのだが、十分楽しめる。

ちょっと厳しかったです
はじめ　カートボネガット自身の録音かと思って
買う段になって気づいたのですが
まあ　テーマが面白そうだし、そんなに高くないからいいやと買っちゃいましたが

欧米人の好きな　朗読というスタイルはあまりなじみがないからなのか
私の英語力では（これでも海外生活7年目）では　微妙なところが
とどきそうで　とどかない　というか　やっぱり疲れる
活字のほうが楽でした。