緊迫感と、可笑しさが入り混じり・・・
★★★★★
これまでと違い、ジェイコブの視点から語られています。
エドワードを中心にカレン一族を大切に想うベラと違い、ベラだけを想うジェイコブの、カレン一族への常識的な見方が、とても面白かったです。
ベラの命を危険にさらしたエドワードを憎みつつ、エドワードの苦悩を悲しい程感じ、自分自身も苦悩する様・・・人狼達一族の内情。
語り手が変わる事により今までと少し違った感じ方が出来て、良かったです。
薄い本になりながらも、上、下と分けたかった事は、理解出来ます。
ホラー映画って感じ満載。話が繋がってきます。
★★★★★
夢の様な結婚式とハネムーン。幸せの絶頂から、急激にホラーに変ります。私は読んでいてリアルにイメージしてしまうため、血の毛が引き気分が悪くなってしまいました。実際映画化したらかなりおぞましいシーンになりそう。
呼吸もしなくて良くて心臓も動いていない死んだ人間に近い吸血鬼が精子をもつ筈がなく、セックスは出来ても妊娠してしまうというのは、私自分が医者のせいか、あり得ないと思いました。
一方、族長となるまで頼もしく成長して、ベラが化け物の子を宿したのを知っても、群れから離脱してでも最後の最後まで男らしくベラを守ろうとするジェイコブがあまりに気の毒で、私はジェイコブにも幸せな結末を迎えてほしいと心から願いながら読みました。
逆にただオロオロするエドワードが今までとちがって全然魅力的でなく感じたのは私だけでは無いかも。
ジェイコブの視点で語られているのもとても良い感じです。
ジェイコブの刻印の話も全てが繋がってきます。こういうストーリーを考えつく人って本当にすごいと感心してしまいます。
さて、結末はとおもいきや、これが結末でないのを最後のページで知って愕然!
日本語訳が出ていないなら原書を読もうとすぐに原書のBreaking Dawnを注文しました。
最終巻までに間が空きすぎ
★★★☆☆
てっきりこの巻が最終巻なのかと思ったら、翻訳の時間が間に合わなかったのか‥ただもったいぶっているだけなのか…中途半端な所で続きになっていて、来年発売される最終巻へ持ち越しになっています。
映画版のエクリプスが来年公開なので、それまで先延ばしにして稼ごうという魂胆がミエミエで嫌な売り方ですね。
ストーリーについてはネタばれになるので詳細は書きませんが、前巻まで続いていた先の読めないドキハラ感が失速気味になっています。
エドのキャラが最初の頃と比べて変わりすぎかも(笑) ※ベラと付き合ったことにより人間味が出てきたともいえますが…。
早く続きが読みたい!!
★★★★☆
ようやく、長い長い葛藤の末、ついに結ばれたベラとエドワード。
結婚式に披露宴、そしてハネムーン。
幸せいっぱいのベラとなぜか表情の冴えないエドワード。
自分の行う行為一つ一つがベラを傷つけてしまいそうで、
エドワードは臆病に。
でも、本当にベラは強い。
愛する人と永遠に結ばれたという自信と
二人の愛の結晶を手に入れた自信。
エドワードの臆病さ、ジェイコブの葛藤が
ちっぽけに感じられるほど、ベラは強くなっていく。
そしてついに、ベラは転生の時を迎える・・・。
なのに、続きは2010年って・・・。
この上下巻で完結すると思っていたのに。
また、待たされるなんて。
☆5つの気分ではあるのですが、
待たされるイラッと感でマイナス1です。
がっかりです。
★★☆☆☆
読者の期待を裏切る出版社の売り方が残念です。
2010年の最終章の刊行を待たないと結末がわからないように売られています。
文庫で揃えたくて発売を待っていた私からすると作品は好きなのですが金儲けしたい出版社の意図が残念なので、評価低めです。
梱包も商品の状態もよく満足です。ありが…
★★★★★
梱包も商品の状態もよく満足です。ありがとうございました。