【急所術】「解剖生理学見地からの人体の破壊技術考察および効率的殺傷法」: 上巻 《頭部・頸部・胸部の急所》 (武術暗器研究会)
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既存の急所術イメージとしては古伝の急所の名称で人体図にポイントしてここだのあそこだの「ここは死に至る急所」だの
おぼえればだれでも簡単に人を倒せるような事を言いますが、
「大嘘」です。
迷信などにとらわれることなく解剖的に実証し、実践し有効な急所に適切な出力の攻撃と体術で成さなくてはなりません。
スポーツ格闘技やスポーツ武道では使用できない反則技の集大成が急所術とも言え、実は武術の基本的技法ともいえます。
神武や活殺自在などは真の武からすると詭弁ですが、この社会で人を殺さずとも障害を負わせれば逮捕・裁判・賠償・慰謝料等々、我々武術家のモラルからするとなんとも住みにくく面倒な世の中です。
弱いのにケンカを仕掛け、ケンカをしても死なないと思っており、いきがっていても負けてケガをすれば訴訟と言うような輩しかいません。
磨かれた武技は武器であり凶器です、素手の素人相手に真剣や拳銃で手加減しろといわれても困難です、こちらの手加減よりも相手の耐久力が低ければ死んでしまいます、やつらが弱いせいで手加減した正当防衛すら過剰防衛にされてしまいます。
迷惑な事です。
殺すためではなく「殺さないため」に急所術は必須と思います。
ここそこを突けば痛いだの痺れるだの死ぬだのという急所を人体図にマルや点を打った従来のような急所術ではなく、解剖生理学を基本に実戦での有用と有効性を基本にし、加えて面白い急所も紹介しました。
急所術はシンプルな物です、秘伝のようにして祀り上げずに修得したい物です。
(上巻は頭部・頸部・胸部の急所を解説しました)
◎目次
【急所術の目的】
【古伝の急所術について】
1、《頭部の急所》
・「頭蓋骨の縫合について」
・「頭蓋骨の骨折」
・「脳髄」
・「脳震盪について」
・「ダウン6倍」
・「右耳上6cm」
2、《顔面骨の急所》
・「顔面骨の破壊」
・「三叉神経」
・「下顎骨」
3、《耳》
・外耳
・内耳
・耳小骨
4、《鼻》
・鼻軟骨の骨折
・鼻出血
5、《眼球・眼窩》
・眼窩底骨折
6、《歯》
・咬合状態の影響
・S字補正について
・咬合状態と症状
・精神異常
7、《頸部の急所》
・頚動脈
・舌骨
・甲状軟骨
・気管
・咳反射
8、《胸部の急所》
・心臓
「心室加細動の術」
・心臓心室部位の見極めとタイミング
・心臓心室部位の見極め
・タイミングの見極め
・イメージを使ってのタイミングの見極め