ルドン画集: 象徴というグロテスク (世界の絵画)
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【本書は、オディロン・ルドンの作品を解説つきで紹介しながら、その人となりや、歩んできた人生をたどっていく作品集です】
オディロン・ルドン(Odilon Redon)は、19世紀後半から20世紀前半かけて、フランスで活躍した象徴主義に属する画家です。ルドンは幻想的・神秘的で、ある意味ではグロテスクな絵画を数多く手がけたことで知られ、同時代の印象派の画家たちとは全く異なった独自の画風を確立しました。対象をありのまま描くことを拒絶し、その内面や精神性に奥深く入り込み、静かに眺めるような画風は、20世紀にもてはやされる抽象画の先駆的な存在とも言えます。
本書は、『キュクロプス』や『オアンネス』、『花』などオディロン・ルドンの主要作品を紹介しながら、その人となりや、歩んできた人生をたどっていく作品集です。