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美人秘書・シルクの首環 2013: 由紀かほるbest selection 4

価格: ¥0
カテゴリ: Kindle版
Amazon.co.jpで確認
由紀かほるベストセレクション第4弾。2013年にでじたる書房よりネット配信された「若妻秘書・シルクの首環」の修正版。オリジナルは「女秘書・シルクの首環」(アップルノベルズ刊。現在、AmazonKindle版で入手可)。本作はオリジナルを大幅に加筆修正して2013年に発売された作品。現在は本作をさらに大幅に書き直した「若妻秘書・シルクの首環Ⅰ、Ⅱ」も同時に発売中。
本作でなくては読めない濡場が多数あり。610枚。ノベルズ約2冊分。
立ち読み

 両手首に、タオルの上から痛いほど巻きつけられたロープは、天井の滑車から垂れる鎖の先に結ばれ、たちまち爪先立つまで巻き上げられた。
 膝までおろしたストッキングも、Tバックも一気に毟りとられ、貴子は文字通り素っ裸で鏡の前に吊り上げられた。
「最高に素晴しいな、貴子のボディは」
「まったく、白人女より、俺は昂奮するよ」
 二人もまた服を全て脱ぎ捨てると、貴子のまわりを歩きながら、一段と官能美を露にしてくる人妻のボディをまじまじと見つめまわしてきた。
 貴子はおののいていた。
 裸になった黒人の股間にそびえ立つものこそ、貴子がもっとも畏れていた形とサイズのものだった。
 コーラ瓶とよく言うけれど、二人の持物はそれを優に上まわる量感を誇示していた。
「貴子、コイツが欲しいかい」
 前に立ったモーガンは、自分の黒いシンボルを手でしごきながら、貌を覘きこんできた。
「い、いいえ」
 貴子は思わず、口走っていた。
 こんなものを体内に迎え入れたら、身体が壊れてしまうだろう。
 ましてや、果唇ではなく、ヒップの凹みからだったら。
「嫌かい?フフ、だが、貴子はもう逃げられない。今夜から、この俺のシンボルの奴隷になるんだ」
 本性をついに露わにして、モーガンは不適に白い歯を覘かせた。
 まさに、欲望と自信が漲った濁ったような眼の輝きだった。
「じゃあ、はじめようか」
 黒い四本の手が、貴子の白く輝く裸身に群がってきた。
「うっ・・・ああっ、くっ・・・ふっ、ウウッ―」
 貴子は反射的に身をくねらせていた。
 恐怖とも期待感ともつかぬ異様な戦慄が、貴子の心身を駆け抜けていた。
 今となっては自分が行った挑発が、どれほど身の程知らずだったかを後悔するのみだった。
 二人の黒人はその漲る欲情を滲ませながらも、決して焦ることはなかった。
 モーガンは貴子の脚もとに跪くなり、片方のくびれた脚頸を掴んで、脚の裏から舌を這わせはじめ、踵まで舐め尽してから、足指を一本一本口に含んでしゃぶり上げてきた。
 一方、ロバートは貴子の背後に立って、スーッと脇腹から腋の下までを撫で上げながら、うなじから耳もとへ舌を這いまわらせてきた。
「ウウンッ・・・あっ、ああっ」
 それだけでも、性感が鋭く目覚めていくのがはっきりと感じられた。
 それぞれの愛撫の刺戟に対して、白い裸身は小刻みに慄えながら、苦悩したような声を洩らしてしまうのだった。
「ミセス貴子、口惜しいかね?鳥肌が立ってますよ。口惜しいなら、もっと暴れたらどうだね?」
 両手を腋の下から胸もとへ這わせながら、ロバートが耳もとで話しかけてきた。
「私には初めから判っていたよ。貴女が黒人と寝るのを嫌がっているのがね。よほどの淫乱でもない限り、皆そうだからね。特に貴女のような美しくて、上品な女は皆そうだ。それが差別だろうが、そんなことはどうでもいいんだよ。私たちはそういう女を犯して、歓ばせるのが一番昂奮するんだ。そう、貴女のような女に黒人のパワーを思い知らせて、狂わせるのがね。フフ、もう貴女は逃げられない、私たち黒人の奴隷になるんだ」
 自信たっぷりに言って、やわらかく包みこむように、豊かに張ったバストを揉みはじめるのだった。
「クッ―」
 貴子は必死に歯を喰いしばった。
 が、バストから流れわたる快美感は、やはり峻烈で怖ろしく甘美だった。
 じっとしてなどいられなかった。
 愛撫がくり返されるほどに、性感と言う性感が目覚め出していくのがわかるのだ。
「うあっ、い、いやあっ」
 たまらず、貴子は貌を打ちふって、引き攣った声を張り上げていた。
 もう演技をしている余裕もなかった。
 どうにかして今ここで、この快美感から逃れておかねばならないのだった。
「フフフ。もっと叫ぶんだよ、貴子さん」
 ロバートはヌメヌメと貴子の肩口から腋の下をしゃぶりまわし、次第にバストを揉む手に力を込めてくる。
 ダンスの最中、ドレスの上から指先に軽く力を入れられただけで、強烈な愉悦に打ち慄えたバストだった。
 それを今度は二つ一度に、掌全体でネチネチと掴み上げ、揉みほぐしてくるのである。
「私の魔法の手の味はどうかな」
「ウッ・・・ククッ―」
 貴子は血の滲むほど強く、下唇を噛みしめた。
 口を開くと、甘い嗚咽が洩れてしまいそうで、声さえ上げられない状態だった。
 実際、貴子のバストにとって、もしこの世でもっとも相性のいい掌を選ぶとしたら、ロバートの掌が真っ先に選ばれるに違いなかった。
 それほどロバートの手は魔法のような力を秘めていた。
 心では拒んでも、ロバートの手が触れてくるだけで、貴子のバストは欲情に張りつめて、乳頸を固くしていってしまうのだった。
 恐らくはネバネバとした掌の、乳房の丸く張った肌に吸いつくような感触と、日本人では考えられない豊麗なバストをすっかり包みこんでしまう、分厚く広い手の大きさのせいに違いない。
 今まで、半分ほどしか男の掌に包まれたことのないふくらみが、全体を完全に包まれて、捏ねまわされているのだ。
 さらに、そこへ腋の下を味わった分厚い唇が、バストの裾から円を描くように這い上がり、やがて尖端のピンと硬くなったツボミを吸い上げてきた。
「ウンッ・・・ふううっ―」
 耐えようとしても、全身に響きわたる快美感のために、貴子の身体はビクビクと慄え、すすり泣くような甘い溜息が洩れていってしまうのだった。
 その間に、十本の足指をしゃぶり終えたモーガンの舌は、麗しい脚線を這い上がり、もっとも魅力に溢れた長く、弾けるばかりの光沢を湛えた白い太腿をしゃぶりまわしてきた。
 これまで自分の身体は、夫によって歓びを教えられてきたと思っていた。
 それが大田黒に抱かれ、塩谷に責められ、夫とのセックスがほんのママゴト同然であるような、思いもよらぬエクスタシスを味合わされた。
 が、今、黒人二人によって与えられる愉悦は、それを遥かに凌駕していた。
 前戯でありながら、すでにそうなのだった。
 二〇分が経過し、三〇分になろうとすると、貴子の身体は吊られたまま、這いまわる黒い四本の手と二つの分厚い唇の中で、ほとんど狂おしげにくねり、眼は潤んだようにトロンとなっていた。
 が、彼らはここまで追いつめても、簡単には押し入ってこなかった。
 今度はモーガンが背後にまわり、ロバートが前にしゃがみ込んだ。
 ヒップの割れ目と、下腹のアンダーヘアの前後両方から舌が太腿の付根へ滑り込んできた。
 手で両腿を開かれるままに、貴子は下肢を開脚していった。
 羞らいよりも、貴子の全身には昂奮と欲情の戦慄が駆け巡っていた。
 両手で貴子の長い下肢を、がに股に開かせたロバートは、頂きからそのぽってりとしたピンクのクレヴァスを指で押しひろげて、舌を差し入れてくる。
 同時に、ムチムチと張ったヒップを押し開いて、背後からモーガンの舌がもう一つの凹みを舐め返してくる。
 異様なまでの歓喜と欲情のうねりが、貴子の体内に巻き起こってきていた。
 これまで、どんなに欲望が横溢していても、貴子の中にはわずかな躊躇いと誇りが残っていた。
 それが、今、ほとんど雲散霧消していた。
 ただただロバートとモーガンのネチッこい舌使いに責め立てられるままに、開脚した下肢を慄わせ、淫らに熟れた白い腰を揺すって、甘美な嗚咽を洩らすばかりだった。
 それは三〇分にも及ぶ、舌による猛攻撃だった。