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〈女探偵物語〉ガールズ・リヴェンジ Girl's Revenge    由紀かほる: 由紀かほるBest Selection Ⅰ 由紀かほる Best selection (由紀かほる ベスト・セレクション)

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カテゴリ: Kindle版
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由紀かほる、初のAmazonKindle 本、第一弾。そして、最新作。オリジナル「ブロンズの手錠」(アップルノベルズ)を大幅に増補改訂し、さらに今回、加筆修正した決定版。ネット配信されていた既刊のⅠ巻Ⅱ巻を合本。
美しき女探偵が自らの肉体を犠牲にしながら、巨悪と闘う官能バイオレンス巨編。780枚。ノベルズ2冊分。
Amazonキンドル第一弾配信記念につき、特別価格にて発売。
〈立ち読み〉

 もうどこにも体力の余裕は残っていなかった。
 もし、手を吊られていなければ、利里華は二本の脚で立つこともできなかったに違いない。
 にもかかわらず、三人の手がローションを塗りはじめるなり、その感触だけでも、全身はブルブルと情欲と期待感におののきはじめた。
 まだバストに触れられる前から、豊かな二つのふくらみは痛いくらいにせり出し、乳首はイヤらしいほどに突き出してしまっていた。
 さらに、果唇とアナルはむず痒いような焦燥感とともに、羞かしいほどの果蜜で溢れかえっていた。
「欲しくなったかね、男が」
 南條がヤブ睨みの眼で、利里華の貌を覘きこんできた。
「えっ?あ、うっ・・・な、な、な、な、な、何云ってるのっ・・・そ、そんなわけ―」
 云いかけた瞬間、南條の手がバストをすくい上げるなり、
「ああっ!」
 眼も眩む情欲のうねりに、利里華はあられもなく小鼻から溜息を放って、バストを自ら押しつけていってしまうのだった。
「やりたいのかね?ううん?ほら、ほら、どうなんだ」
 さらに南條は指をごくわずかずつ喰い込ませて、バストを刺戟してくる。
「うっ・・・んんっ・・・ああっ、ひ、卑怯よ・・・ああっ」
 その間にも、慶大の指がもう一方の乳首をネットリと転がしはじめる。
 まるで、脳髄を直接、メスの尖端で刺戟されたような鋭い快美感が駆け抜けてきた。
「だ、だ、抱きたいなら、は、早く、だ、抱けばいいでしょうっ!」
「お嬢さんの気持ちを聴いているんだよ、こっちは。抱くなら、お互い、合意の上で愉しみたいからなあ。へ、へ、へ」
 利里華は貌を背けるものの、猿渡の舌が果唇の表面をなぞり上げるとともに、
「おおっ・・・オンンッ」
 鼻から抜けるような、溶けるような溜息を洩らして、陶然と眼を潤ませていくのだった。
 情欲と焦燥の炎が、利里華の聡明な眼差しを灼き尽くそうとしていた。
 舌の尖端、バストの乳首、指先、そして果唇からアナルの奥にまで、その炎はチロチロと決して消えることのない、深い赤銅色を湛えて染み込んでいた。
「ひょっとして、まだまだ、前戯が足らないのかな、お嬢さん」
 南條はバストを揉みほぐしながら、腋の下を舐めて貌を覘き込んできた。
「遠慮はいらんぞ、ううん?すぐにオマ×コをはじめるかね?本心を聴かせて欲しいもんだな、是非」
「し、したいわけないでしょうっ」
 利里華は朦朧となりながらも、懸命に言葉を絞り出した。
「ああ、やっぱりそうか。もっと叩かれて、責められたいってわけだな」
 南條が吊り上げようとするのを見て、
「うっ、ま、待ってよっ」
 ついに、利里華は叫んでいた。
「も、もう、つ、吊り上げられるのは、嫌よっ」
 恐らく、この男たちなら、本当に吊り上げて打擲を行ってくるに違いなかった。
 それも、何度でも、云うとおりにするまでだ。
「し、したいなら、すればいいでしょうっ!」
「だから、美人の探偵さんの気持ちを聴いてるんだよ、こっちは」
「うっ・・・そ、そ、それなら―」
 利里華は口ごもりながらも、狂おしい焦燥と情欲の炎に炙られるボディを身悶えさせて、
「し、し、して―」
「オマ×コがしたいのかね?」
「―だ、だから、そ、そ、そ、そうよ」
 上気した貌を、さらに悩ましいピンクに染め上げて答えた。
「よしよし、こんな若い超美人の女探偵さんの望みなら、無視するわけにもいくまい」
 もったいつけるように云った南條は、
「おい、まずは一番大きいので愉しませてやれ」
 慶大を促すのだった。
 すぐに両手の鎖の位置が下げられた。
 背後に立った慶大が、ズボンを脱いで利里華の腰を両手で抱き寄せた。
 利里華は眼を見開いて、ブルブルと全身を慄わせた。
 待ちに待った瞬間だったが、それでも羞かしい期待感の裡では、自分の敗北に対する屈辱感は拭いがたかった。
 そうなのだった。
 今、この瞬間においても、利里華自身は男たちを心から軽蔑し、嫌悪し、尚、厳しく糾弾していた。
 その男たちによって、身体を犯されるだけではなく、自分が女としての反応も露に迎え入れなくてはならないことが、何よりも口惜しくてならないのだった。
 ヌルリと擦りつけられた慶大のシンボルは、しかし、そんな利里華の思いも打ち壊すほどに熱く、堅く、大きかった。
 長い脚の上の、恰好よく引き締まったヒップを抱えこむようにして、その白い谷間に赤黒いシンボルがゆっくりと打ち込まれてきた。
「キャアッ!」
 その大きさに、たまらず利里華の口から悲鳴が迸っていた。
 が、利里華のボディには緊張するだけの筋力すら残っていなかった。
 それどころか、未知の大きさのシンボルに対しても、信じられないほどの柔軟さで迎え入れていくのだった。
 それほど、身体が芯から燃えていたのである。
 果唇は本能から、やわらかく王冠を包み込んで、さらに押し広げられながらも、その衝撃に新鮮な刺戟すら感じとって、より情欲の炎に染め抜かれていくのだった。
 何か叫んだが、その声すら利里華は聴き取れないでいた。
 むしろ、王冠に向って、歓迎の意を表するかのように、ビュッ、ビュッと果蜜が迸り出ていく様をよりリアルに感じとっていた。
 上体をやや斜め前に倒しながら、利里華は鎖を握りしめていた。
 自分でも起きている事態がよく飲み込めなくなっていた。
 はっきりしているのは、今すぐそこにエクスタシスの波が近づいているということだった。
 シンボルの挿入とともに、血液を官能一色に塗り替えるほどの苛烈さで、全身にアドレナリンが駆けめぐっていた。
 肉体が限界まで、まさに根が尽きるまで叩きのめされたが故の、それはリアルな感覚の拡がりだった。
 普段は知らぬ間に身についている不純物が、竹刀と鞭によって完全に振り払われたために、感覚自体が格段に鋭くなって感じられるのだった。
 ちょうどシャブ中毒患者の、あの冴え渡った歓喜と同様だった。
 巨大な慶大のシンボルが最深部に達したときには、利里華は串刺しにされたように、四肢を小刻みにおののかせていた。
 それは今、体内から湧き起ってくるに違いない怒涛のような快楽の溶岩の予兆のために他ならなかった。
「キャウンッ!」
 ストロークがはじまるなり、利里華は悲鳴のようなあらわな溜息を放っていた。
 自分の意思に一八〇度反して、自分の身体がイヤらしく反応していってしまうことへの、羞らいと恨めしさと、その裡に隠されたささやかな歓びを秘めた、そんな悲鳴だった。
 そう、ただ自分の歓びに浸っていく、身勝手で、幼いそれとは一線を画す、自身への羞らいと恥辱の籠った響きが混じっていた。
 もちろん、それが慶大はもちろん、傍らで見入っている南條や猿渡に、どれほどの感興を与えたか、利里華には知る由もなかった。
 まるで、巨大な津波に追いかけられて逃げていく避難民のようだった。
 が、シンボルが出入りするごとに、その津波は大きさを増し、また利里華のボディ自身がそれを生み出していってしまっているのだった。
 問答無用だった。
こんなことは、もちろんはじめてのことだった。
 自分の身体なのに自分の思い通りにならずに、卑しい淫乱な女のように、忌わしいはずのシンボルのストロークに応え、引き締まった腰をくねらせながら、快楽の蜜を音を立てて貪り続けているのである。
 が、このとき味わっている快楽が、これまでのどのときにも増して深く、鮮烈で、濃厚な甘美さに満ちていることも認めないわけにはいかなかった。
 剥け切った王冠の灼熱した表面がズシン、ズシンと打ちつけられるたびに、利里華の中から気丈な意思やプライドや理性が、さながらメッキのように振り落とされていく感じだった。
 むろん、慶大も冷静でいられたわけではなかった。
 知夏子の身体で射精していなければ、もうとっくに暴走がはじまって果てていたに違いなかった。
 凄いのは、包み込んでくる果唇の、瑞々しい果蜜の粘っこい滑らかさだけではなかった。
 身体全体が、出し入れするシンボルに向って、そのハツラツとした健康的な情欲をぶつけてくる感じだった。
 その肉体の素晴しさは、先ほどの立ち回りで、身をもって思い知らされていた。
 その優秀さが、性交においても美事に発揮されていたのである。
 手を腰から腋の下へと伸ばした慶大は、唸り声を立てて、バストを下端からしぼり上げた。
 五本の指をいっぱいに拡げて、押し上げるようにしてこねまわしていく。
 掴んで絞って、揉みまわし続けても、飽きるということのない、それは豊麗なバストだった。
 それどころか、搾りまわし、こねまわすほどに、プルプルッと弾みながら張り出してくるふくらみは、横溢する欲情を迸らせるかのように、王冠に向って果蜜を浴びせかけてくるのだった。
 この高級な女探偵のボディを味わうには、ただのシンボルの出し入れだけでは物足らないのだった。