整骨院保険診療クライシス: 不正請求続けますか?それとも自費治療始めますか?
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保険診療のみの整骨院が直面する現状がいかに危機的なものであるのか。
今後不正請求をせずとも生き残っていくためにはなにをすべきなのか。
小手先のテクニックではない持続可能な考え方とはなにか。
整骨院をこのさき何十年と楽しく経営していくために、今知っておかなければならないこと。
それが本書には書かれています。
著者は1人治療院を専門にサポートし、多くの柔整師の整骨院改革をサポートしてきた加藤孝。
平成26年度衛生行政報告例によると、全国の柔道整復師の数は63,873人。整骨院の数は45,572人。ここ10年で約2倍に増えている。しかし保険改定や他の治療院の増加などの影響もあり、整骨院の売り上げはどんどん減っているのが今の状況。
こういった背景もあってか、不正請求による逮捕者が出たとの報道も、今では珍しくなくなった。
この手の報道があるたびに「またか」とため息と漏らすとともに、次は自分かもしれないと怯える柔整師は少なくない。
本書で紹介されていることは
・自費治療を導入したいがなにをどうすればいいかわからない
・そろそろ保険頼りの整骨院経営をなんとかしたいと思っている
・すでに自費治療を導入したがうまくいっていない
・限りなくクロに近いグレーな保険請求をやめて楽になりたい
こういった柔道整復師に向けて書かれています。
反対に、保険診療を伸ばしていきたい柔整師や、どうすれば捕まることなく保険を伸ばしていけるかといった考えの方にとってはなんの学びも得られない内容ですのでご注意を。
【目次】
まえがき
第1章 保険診療の限界
1.需給バランスが崩れている
2.決定権がない
3.キャッシュポイントとして自費治療を導入する
4.10年後の整骨院内での自費治療
5.なんの準備もなく保険を厳格化した結果・・・
第2章 自費移行するメリット
1.不正請求の心配がなくなる
2.レセプトが不要になる
3.自由に施術ができる
4.単価が上がる
5.宣伝の幅が広がる
第3章 自費移行を阻む5つの壁
1.集客できない
2.リピートしてくれなくなる
3.法的な問題をクリアする必要がある
4.ライバルが強く参入障壁が低い
5.高いと買わないと思いこむ
第4章 自費移行で最初にやるべきこ
1.高くても受けてくれる患者さんはいる
2.自分の治療価値に自信を持つ
3.それは違う。30年と30秒だ
4.あなたはどうしたいのか
第5章 自費メニューを作る
1.小規模が大手のマネをするな
2.癒し要素たっぷり延長マッサージ
3.時間要素が入った施術
4.分単価150円以下の安い施術
5.こんな自費メニューがおすすめ
第6章 自費患者さんを集客するには
1.完全自費は攻めの集客が必要
2.ホームページを充実させる
3.ホームページは立ち位置を明確に
第7章 リピートで利益を得る
1.初回で利益をあげる必要はない
2.リピートしてもらう仕組みを作る
3.リピートのための3つのステージ
第8章 整体院を新たに作る
1.整骨院内で整体をするのは違法か?
2.整体の宣伝ができない
3.新たに整体院を作る
最後に