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大岡政談 池田大助捕物帳(四)

価格: ¥0
カテゴリ: Kindle版
ブランド: くぇい兄弟社
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「池田様、困ったことが起きました」
「世の中には不思議なことがあるものですね」
池田大助の長屋の縁側に顔を出した御用聞の源太が、時にはストレートに、時には茶飲み話の体で、今日も大助のもとに江戸の謎多い事件を持ち込んできた。
美人が多く評判の横丁で発生した通り魔事件で仙太郎に下手人の疑いがかかり、大助が解決に乗り出した切ない顛末「新造横丁」など、池田大助の叡知が変わらず冴える第四巻(全五巻+補巻)。

第四巻では、
新造横丁(中編)
唄比丘尼
謎の密室
お夏の悩み
水の精
の五編を収める。

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この電子書籍は、「大岡政談 池田大助捕物帳(四)」(大和書房 ペンギン・ブックス 1966年9月10日発行)をテキスト化したものです。
表記は基本的に底本のままとし、必要に応じてルビや注釈を補いました。

◆池田大助の手柄話を、まだまだお届けします。
この電子書籍で底本とする池田大助捕物帳シリーズは第五巻で終了ですが、もともとは全十巻で企画されていたようで、紹介しきれないエピソードがまだまだ残っています。
そこで、第五巻に収録された作品よりも後に発表されたものを中心に、幻のオーラス「江戸川橋」を加えて、補巻を刊行します。また、シリーズに収録されていない作品を、別撰として全三巻でお届けします。
この、シリーズ五巻、補巻、別撰三巻により、約80編ほど執筆されたとされる池田大助の捕物日記の7〜8割をお読みいただけるようになります。順次刊行予定です。ご期待ください。