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楽毅〈3〉 (新潮文庫)

価格: ¥680
カテゴリ: 文庫
ブランド: 新潮社
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武士道精神中国にもあり ★★★★★
現在は、「中国は個人主義の国民」、「日本は和を大事にする国民」と
言われているが(実は、日本人もGHQの政策により表向きはいい人の
個人主義の集まりになったが)、どの国も戦国時代には武士道精神(つまり、お国や上役に忠義を尽くす心)というものが存在していることに感動する。

宮城谷昌光先生の本の主人公は、いつも戦闘力が強く、且つ、
神がかり的な力を持っていて、なんだか生きているのが当たり前のように
書かれているように感じてしまうが、よくよく読んでみると、王や国への忠誠心を軸に
いつも動いていることに気づく。

戦国時代はいつ死ぬかわからない瀬戸際におかれ、その分だけ
知略に優れた英雄が輩出されるが、やはり、本から学ぶものは、
知略ではなく(似たようなことをまねすれば出世する!なんて卑しい
ことを考えず)いかに自我を捨て、大義に生ききることが素晴らしいかを
学ぶべきであり、先生の本はまさにそういった意味で良書である。
(そういう素晴らしい生き方を学びつつ、生きていく知略も学べるからうれしい。得した気分だ)
『楽毅』(1/2/3/4) ★★★★☆
これぞ中国の戦国時代を知ることのできる作品だと強く感じました。
全4巻に戦国時代の壮大なドラマ多分に凝縮されており、当時の世情を粒さに感じ取ることができました。
英雄の最後と飛躍の時 ★★★★★
楽毅の獅子奮迅の働きも空しく、中山国が滅ぶ。
その最後の時に、武霊王が部下達に語る言葉は心を打ちます。

 彼らは、国を失って戦っても無意味なはずだ。
 しかし、あの若い王に従って殉死しようとする人間が600人も
 いる。私が死ぬときには、果たしてどれだけの人間が同じように
 殉死してくれるのだろうか。

その後の武霊王の計らいにより、中山国の王は命を助けられること
になります。そして、その武霊王に最後の時が突然やってくる・・。

そして、楽毅が中国全土に名を広める時代がこようとしていた。

多くの感動と、多くの思考と、多くの涙を流さずにはいられない。
この巻も見所がいっぱいです。

楽毅の教えは、万人への教え☆ ★★★★☆
いよいよ燕国の郭隗との運命の出会いです。
しかし、後半は趙国の沙丘の乱など、楽毅の話が少なくなっているようで..。
そんなことよりも、楽毅の戦いぶりが読みたくてしょうがない。
中国の歴史よりも、読みにくい登場人物の名前を覚えるよりも・・・
何故こんなに惹かれて行くのだろう、そんなことが判らなくたって、面白いです。

是非、読んでみてください☆こんな読者は、不良だろうか?!
星をひとつ少なくしているのは、単純に歴史的な背景や漢字が難しいためです(^^ゞ

いいよ ★★★★★
一巻、二巻と読んでついに辿りついた。しかしこの巻もまた読ませる!