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男の勘ちがい

価格: ¥1,300
カテゴリ: 単行本
ブランド: 毎日新聞社
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男尊女卑は生き延びている ★★★★★
現代日本はすっかり欧米化し、男女平等になったなんて全くの嘘。というより日本男性には自己欺瞞があるわけです。裏表ですね。本書はそこを指摘。日本男性は本当は、自分は好き勝手なことをし、怠け、女をはべらせ、ふんぞりかえっていたい。それは明治頃までの価値観で今はマズイということ。本書内容と向き合えない男は古いわけです。
夫には夫に合った父親像がある ★★★★★
人にはそれぞれ個性があるように、父親として夫としてどうあるべきかそれぞれ違うのが本当の姿だと思います。よその誰かと比較して「もっとあぁだったら」とか「もっとこうだったら」と嘆いていないで、夫を人として見る目が出てくる本だと思います。不満に思っていないでまずは知ること。相手を知れば自分(妻)がすべき事が見えてきます。
全体としてはやや散漫。 ★★★☆☆
 長年、広い意味での「依存」症に関わり、「精神科医というより家族療法家」という著者が書いているだけに、家族内の力動に関する説明などは「鋭い!」と思わせるところも多い。特に、男性が父親として機能するためには、女性(と子供)を守り、支える態度が必要だが、自己愛的な行動のためにうまく機能できていないことを指摘する。また、融合と分化にかかわる記述も多い。守り、支えることに対して、依存し、融合するという対極であっても、現象面ではわかりにくい事柄を、うまく扱っている。良書であるとは思うが、「エッセイとも感想文ともつかぬもの」と本人が書いているとおり、やや散漫な印象はぬぐえない。
男性も女性も、考えさせられます ★★★★★
神戸の小学生連続殺傷事件について、「父親探し」だったのではないかとの
考察がとても興味深かったです。少年犯罪・少子化・未婚化・母子密着・DV・・・
様々な問題が、母親・女の領域として語られ、断罪されることが多い中で、
男性である斎藤先生が、「これは男の問題だ」と喝破されているのは
とてつもなく重要なことだと思います。
男の病は女の病。どちらかだけが歪むことはありえないのではないでしょうか。
女性にも男性にもお勧めいたします。視野がちょっと広がります。
しかし「男の病」の症状が重い人ほど、こういう本読まないんだろうなあ・・・。
男性諸氏、ぜひ一読あれ ★★★★★
 毎日新聞連載コラムから生まれた本だが、その手の雑文集ではない。「男とはなんぞや」という一貫したテーマを持ち、著者の臨床経験、豊富な知識に裏づけされた良書である。
 「男の勘ちがい」というタイトルも、「男らしさは病気だ!」というオビの文句も「その通り」と膝を打ってしまう。
 男らしさの問題点は家族に根源があり、妻子を虐待する男、引きこもる男、自殺する男、企業戦士、みんな「男らしさ」の犠牲なのだ。さらには、「健全家族神話」の結果が少子化や離婚であるという主張も説得力あり。
 「父性と母性」に関する描写は他に類を見ないくらい秀逸で、筆者ならではの切れ味。
 ぜひ一読あれ。