しかし、感情の機微、日々の生活の中で、
必ず一度は「うんうん、あるある」と共感したくなる
シュチエーション。
「うんうん、わかるよ。そんな時は、そう思うよね」
とうなずきたくなる、心の動きが、見事になぞられて
いる。
大森さんを中心に物語は展開する。
大森さんの元上司の嫁の姉の物語・・
大森さんがよく買い物をする八百屋で
よく買い物をする親子の物語・・・
そう、私も誰かと繋がっている。
私の隣の隣に住んでいる人は、顔も知らないけど、
私と同じように今日もその人のドラマが有ったはず。
心地よく、世界が広がり、ほのぼのとした
気持ちになれる。
所々で、「クスッ」と気持ちの良い笑いも入ってます。