不安が解消される
★★★★★
読んでいくうちに心静かに出来る本です。
キリスト教を土台にしてますが、現代に通じる物です。
穏やかな眠りに誘う
★★★★☆
徹底した克己心と真理的確信で世を渡りぬいた著者は、公活動における模範的姿勢が高く評価され、しばしば講演・寄稿を依頼されることの多い人でした。その教育家・人生指導者としての立場から、彼は後世の人々に向けて多くの助言・良い言葉を伝えています。さて、この本は著者の遺稿をまとめたもので、彼の思考・執筆活動の「まとめ」ともいえるでしょう。最晩年ゆえか他の論稿と比べ論調・趣旨が穏当なものになっており、また床に就いている人が読みやすいように簡潔に書かれているので、わりと気楽に読み進めることができます。予備知識を必要とするようなくだりも少なくないですが、一日一章の形式を採っており読み飛ばすこともできます。内容については、彼の著作全般について言える事ですが、ある程度人生経験を積んだ壮年以降の読者、若くして大きな挫折を味わった人が読んで初めて真価がわかるような教訓・箴言から成っています。そのような人にとってはその日の心労をやわらげ、翌日また活動するための希望を与えてくれたり、あるいはコンプレックス・将来への不安、などの憂いから眠りのあいだ解放させる効果があると思います。すべての人が成就することのできる豊かな人生の到達点を示しています。
眠れぬ夜のお供に
★★★☆☆
聖書からの引用がとても多く、心に残る言葉もたくさんあった。
最初のうちは眠くなってしまって仕方なかったが、中盤あたりから
のめりこむようになった一冊。