短編でも不満が残るようなことはありません
★★★★★
Blue Moon, Lake of Dreams, White Outの3つの短編を収録。
Dream ManやSon of the Morningの原型のような短編があって、
Lindaの本を数冊よめたようなお得感があります。
短編でも不満が残るようなことはありません。
Easy Readingによく、「早く寝付きたいけどLindaが読みたい」時に向いてます。
どれも好きでしたが私はLake of Dreamsに引き込まれなぜか何度か読み返したくなりました。
12回分の人生の長さと失望を一人で背負い、これが最後のチャンスだという
焦燥感と戦いながらも、ヒロインを大切にして理解を切望する淡々としたヒーローの姿が
魅力的だったのかもしれません。
どれかひとつはお気に入りのものが見つかる
★★★★☆
三篇の話を一冊にまとめたオムニバスで、ひとつのお話が大体100ページぐらいの短編です。なのでどっぷりつかるぐらいハマルという間もなく終わってしまうのですが、それが逆に気軽に読めてこれはこれでいいのではないかと思っています。もちろん、素直にこう思えるのはひとつひとつの作品が短編だけれども十分面白いものだからです。見知らぬ男の人がフッと現れて彼女の人生に入り込んでくるという共通点はあるものの、三篇とも毛色が違うストーリー。きっとどれかひとつはお気に入りものが見つかるのではないでしょうか。
さらっと読むのにお勧め。
★★★★☆
ある日めぐり合った相手と一目で恋に落ちる3組のカップルの話です。1 満月の夜、人望のある保安官が、地元で魔女と呼ばれている女性と恋に落ちるとしたら・・・。2 夢の中で自分を愛し、最後には自分を殺した男と現実にめぐり合ったとしたら・・・。3 吹雪の中凍死寸前で転がり込んできた身元の知れない男と恋に落ちたら・・・。というなかなかおもしろい設定です。どの作品ともよくまとまっていてさらっと読めます。
短編は眠れない
★★★★☆
リンダ・ハワードの小説を読んだのは初めてだったのです。
旅先でナイトキャップ代わりにと買って、読んだら、ウワォッ・・・
すっかり眠れなくなってしまいました。
そう、男性側の目から書いている部分の多い第1編、ブルームーンの意味もわかって私は好きでしたよ
刺激的なセックスシーンはサスガです
★★★★☆
短編なので、あまり期待しないようにしていたんですが、軽快なテンポながら、いつもの"リンダぶし"だったので、あっという間に読んでしまいました。
私としては、3作品のうち「夢のほとり」☆☆☆☆☆ の主人公の設定と、「白の訪問者」☆☆☆☆☆ のセックス(?)シーンが、とっても気に入りました。やっぱりリンダ・ハワードのものには、素敵なヒーロー&素敵なヒロインとホットで刺激的なセックスがないと、はじまりませんね!!!