感動のあまり、時々絵が滲んできます。
二人だから、描いてこれたんですね。奇跡のような出会いです。
藤子不二雄Ａ氏の側から見た、藤子Ｆ不二雄さんの友情が麗しいです。
子供の頃からずっと二人で漫画を書いてきたお二人。
そのことを知ったときもそうですが、今でもとても不思議なことのように思えます。
二人で一人、と決めたんですね。お二人で。
レノン/マッカートニーのようです。
二人の間の心の絆が、この巻ではっきりと読み取れます。
ありとあらゆるものが似通っているのも、よく察せられます。そうでなければ、とても二人で一つの作品を創り続けるなんてことはできません。
このお二人が富山県高岡で巡り合ったことが奇跡です。

藤子不二雄A氏による自伝的長編漫画
第二巻では高校生時代のエピソードが描かれています。
思いを寄せる霧野涼子との関係、才野との友情。そして漫画への藤子不二雄両氏の純粋な思いが感動を誘います。
地元富山が舞台なこともあり、当方としては古城公園、文苑堂など身近な場所が多数出てきて二倍楽しめました。