辞書なしで超速読月刊英語ニュース: 2018年1月号
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辞書なしで超速読月刊英語ニュース 2018年1月号
明けましておめでとうございます。
2018年度も本書は進化を続けます。何とぞよろしくお願い申し上げます。
本書は、ハイレベルな海外発の英語ニュースを、まるで日本語の新聞を読むようにすらすら読むことのできる他に類のない時事英語専門誌です。
PC、スマートフォンやタブレットをインターネットに接続して、Kindle無料読書アプリを含めたお手元の機種に合った読書アプリをインストールすれば、購入した直後からいつでもどこでも手軽に辞書なしで本書を読むことができます。
本書は、世界の主要ニュースを、政治・経済を中心に、文化、科学技術、健康とライフスタイルのほぼ全分野にわたって32本収録しています。
以下が記事についての詳細です。
★印の記事:1500語前後で書かれている比較的読みやすい内容です。遅い音声と通常のスピードの二通りの音声がついています。
◎印の記事:ニュース解説と類似した記事です。音声も付属しています。一つのトピックをホストとリポーター・ゲスト形式でいっそう深く追求します。会話形式ですので、英会話にも応用できます。時事英語本としては他に類のない本書の独自の特徴の一つです。
無印の記事は一般的なネイティブ向けの記事です。音声は付属していません。
本書のリーディング方法
本書は、基本的にサイトトランスレーション、つまり意味を持つ数個の単語の集まり(パラグラフ)ごとに読む速読法を通して英語を英語の順に頭から読んでいきます。
本書では、英語ニュースをより素早く、より読みやすくするために独自の工夫を凝らしております。つまりパラグラフ内の全ての単語が1回の視線で目に入り,瞬時に意味を理解できるような独特の分割方法を取り入れております。
本書のリーディング方法
本書のリーディングは至ってシンプルです。つまり英文を頭から順番にパラグラフ単位で読み進めるだけです。
では、具体的に本書のリーディングの方法を以下のサンプル文で説明します。
記事は,[English-Japanese](英語→日本語)と[Full Text](全文英語のみ)の二通りあります。
1.English-Japanese
The Japanese government in April recognized bitcoin 日本政府は4月にビットコインを認めています as a legal currency for settlement of debts. 負債を清算するための合法的な通貨として In September, 9月には it recognized 11 other cryptocurrencies. 他の11の仮想通貨を承認しています
1."The Japanese government in April recognized bitcoin"というパラグラフに目を通します。
2.次に来る日本語訳で「日本政府は4月にビットコインを認めています」と意味を理解します。
3.次の"as a legal currency for settlement of debts."に目を通します。
4.「負債を清算するための合法的な通貨として」と意味を理解します。
以降同じように「パラグラフ」単位で、英文を英語の順番で読み進めて行きます。
本書の英文速読は、英文を頭から読み進める一方通行です。日本の伝統的な英文和訳のように後ろから前に訳すことはありません。英語の語順のルールに忠実に従って訳しています。
当たり前ですが、英語を母国語とする人々は、英語のルール、つまり英語を頭から読んだり聞いたりしています。そのネイティブと基本的に同じ読み方をしているのですから、私たちのように非ネイティブであっても、誰より素早く読めるのです。
これが本書で言う「超速読」のコンセプトですです。
次は[Full Text]の読み方の一例を挙げます。
[English-Japanesee]でサイトトランスレーション(本書で言う超速読法)を経験した後、今度は英文だけで速読を繰り返します。
すべて頭の中で処理します。
区切る場所にスラッシュ記号を入れています。
The Japanese government in April recognized bitcoin(頭の中で:日本政府は4月にビットコインを認めています)/as a legal currency for settlement of debts.(頭の中で:負債を清算するための合法的な通貨として)/In September,(頭の中で:9月には) /it recognized 11 other cryptocurrencies.(頭の中で:他の11の仮想通貨を承認しています)
大切なことは、"The Japanese government in April recognized bitcoin"とパラグラフを捉えたら、ほぼ瞬間に「日本政府は4月にビットコインを承認」と意味を理解することです。つまりパラグラフを読むたびに瞬時に意味を頭に浮かべる習慣をつけることです。
[Full Text]では、繰り返してトレーニングをすると、頭の中で考える意味をいっそう簡略化する英語脳が育ちます。たとえば、「日本政府は4月にビットコインを認めています」が「日本が4月にビットコインを承認」と言う具合に、いわば「箇条書き」スタイルで文章の内容を把握していくことができるのです。
さらに、海外メディアのニュースでは、広範囲にわたって専門語や,時事英語の独特の表現が出てきます。
本書では、重要と思われる時事英語のキーワードを各記事ごとに選び出しています。そして巻末にまとめています。毎月およそ600語になります。これに各記事内の時事英語の一般的な表現を加えれば毎月、重複も含めておよそ1000個の語彙を覚えることができます。
本書を継続して読むことによって、数ヶ月で数千個の時事英語関連用語が頭に入ります。これが土台となって新しいニュースもスムースに読むことができるようになります。
時事英語の用語はまるで生き物です。新しく現れては消え、また新しく現れては消えていくのです。月刊誌である本書だからこそ、常に最新用語を身につけておくことができるのです。
これにより、英語ニュースを1日に何十本も読むために絶対欠かせない超速読力が身につくのです。
本書では、文字の大きさ、文字の間隔、行の間隔に至るまで徹底的に調査し、超速読に最も適切で読みやすい画面構成にしました。
また、翻訳文に「ふりがな」を付けています。ITの進化により人が文章を手書きする場面が極端に減って、漢字を忘れる場面も増えてきているようです。本書の日本語訳を読むことで、忘れていた漢字を思い出すという効果も期待できます。
本書のリスニング方法:
★印の記事の音声は、全世界の英語学習者に向けた、発音が明瞭で、適切なスピードに合わせた音声になっています。本書はさらにこの遅い音声を通常の英語ニュースのレベルまで速くした音声も付けています。
◎印の記事の音声は、一般のネイティブの視聴者に向けたニュースの音声と同じです。つまりコンテンツもスピードもネイティブ向けとなっています。会話形式なので、音声にも山あり他にありで、通常ニュースのいわば直線の音声より楽しくリスニングできます。
[English-Japanese]と[Full Text」の2度のリーディングを終えた後にリスニングすると、ほぼ同時に頭で訳しながらはっきりと聞き取ることができるようになります。いわゆる同時通訳です。
これは当然の結果です。なぜなら、すでに[English-Japanese]と[Full Text]の2度にわたって超速読の経験をしているからです。」
海外から発信される英語ニュースは、外国のメディアやジャーナリストから見た世界はどんなものかを知り、読者様の物の見方・考え方を地球・世界レベルまで広げてくれます。これはグローバリゼーションで必要不可欠な要素です。本書が海外にメディアに焦点を当てる理由の一つです。
本書が、あなた様の新しい英語の扉を開くことができれば幸いです。
著者:細見敏夫
購入前のご注意:
※1.記事の中の音声を聴くには、お手元の機器がインターネットに接続されていることが必要です。
※2.音声には、直接リンクとダウンロード版があります。直接リンクが切れていた場合は、ダウンロード版をご利用ください。