辞書なしで超速読月刊英語ニュース: 2018年6月号
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辞書なしで超速読月刊英語ニュース 2018年6月号
いきなりですが、本書が何のために存在するのかを検証してみたいと思います。
結論から言います。
本書は、海外の英語ニュースを速読・多読する皆さんのためにあります。
本書の最終目標は、1日に何十本もの海外メディアのニュースを読んだり、聴いたりする英語力を皆さんに身につけていただくことです。
皆さんが学習した受験英語の英文和訳と本書の和訳法は全く違うところに本書の存在価値があると信じています。
では、海外英語ニュースを読むために、今まで学習した受験英語ではなく、本書独自の読み方が適切なのか説明します。
以下の最新の英語ニュースの例文をご覧下さい。
"President Donald Trump says he has canceled his planned June 12 summit in Singapore with North Korean leader Kim Jong Un, blaming recent statements by Pyongyang."
まず、受験の答案作りのための翻訳を行います。
しかし、最初に思い出してください。
あの、有名な[SVOC]です。つまり英語の語順です。
このSVOC(or SOCV)から分かるように,英語は「(SV)何がどうした」と結論が先に来て、その次に、目的や理由、あるいはその他のこと(OC or CO)を付け足して成り立っています。
これをしっかり頭の中に入れてください。その上で翻訳します。
この段落は「何がどうした(SV)」の2つのストーリーがあります。一つは「トランプ氏が話す」、もう一つは「彼が・・・取り消した」です。
しかし、受験英語では[.]から[.]までを、ストーリーがいくつあろうと、ある意味では、無理矢理にでも、「何が・・・・・どうした」という一つの日本語で訳さなければならない不文律があります。
その大前提で訳すと、[he]を「彼は」と訳すことはできません。つまりすべてをO(目的語)C(補語)あるいはCOにしなければならないのです。なぜなら「象は鼻が長い」の誤った日本語になるからです。
一例ですが、受験ではこんな答案になるのではないでしょうか。
「トランプ大統領は、北朝鮮による声明を非難しながら、彼の予定された6月12日のシンガポールでの北朝鮮の指導者金正恩氏との首脳会談を取り消したと話しています」
これでなんとか意味を違えずに1本のテストの答案になったと思います。
たった1個の段落にもかかわらずう、何とも複雑な上に手間も膨大な時間もかかります。
しかし、本書の翻訳方法(スピードリーディングテクニック)では以下のように訳します。
基本的に、英文を頭からパラグラフ単位で読み進めて行くだけです。
パラグラフとは「:意味を持つ単語の最小単位」を意味します。
ここでは、スラッシュ記号[/]で囲まれた部分です。
(1)[English-Japanese](英語から日本語へ)
/President Donald Trump says/ トランプ大統領は話している /he has canceled// 彼は取り消すと his planned June 12 summit/ 予定された6月12日の首脳会談を /in Singapore/ シンガポールでの /with North Korean leader Kim Jong Un,/ 北朝鮮の指導者金正恩氏との /blaming recent statements/ 声明を非難しながら /by Pyongyang./ 北朝鮮による
先ほどのSVOCを思い出してください。
本書は、この英語の語順に従って訳しているだけであることに気づかれたかもしれません。
本書のスピードリーディングテクニックであれば、一つの段落にストーリーが2個あろうと3個あろうと、SVOCを、それぞれ独立させて頭から順番に訳します。これでネイティブと同じように理路整然と意味を理解することができます。
これによりたった1回読むだけで段落の要点を理解できます。
これならば、後ろから前に訳すという複雑かつ膨大な手間と時間が省かれます。本書のスピードリーディングテクニックであれば、
受験英語の5倍以上の速さで読解できるはずです。
受験英語と本書のスピードリーディングテクニックの決定的な違いをご理解いただけたと思います。
その上で、毎日のように、英語ニュースを日本語の記事と同じ速さで同じ量のを読むためにはどちらの読み方が適しているかを考えてみてください。
明らかに圧倒的に速く読解できる本書のスピードリーディングテクニックがより適していることがお分かりになると思います。
逆に、受験合格のための和訳であれば、手間や時間をいくらかけても一文一文丁寧に訳す受験英語の方が適していることも事実です。
受験英語とスピードリーディングテクニックは根本的に読む目的が全く違っているのです。
従いまして、結局は英語を何ために学習するかによるということです。
端的に言えば、受験合格のためなら、受験英語を学習を継続すればいいのです。いや、英語ニュースを含めたさまざまな分野の英語をできる限り速く読み、できる限り多く読みたいなら本書のスピードリーディングテクニックを身につければいいのです。要は目的による「使い分け」です。
本書は、海外の英語ニュースを読んでみたい皆さんのための本です。東京オリンピックを目の前にして、ますます国際化する日本を支えて発展させるための一つの手段として、英語ニュースの多読でもっと国際感覚を身につけたい皆さんのための本です。世界の舞台で大活躍する未来のご自身を想像していらっしゃる皆さんを応援して支える本です。
本書は、他に類のない英語ニュース専門書として、そういった皆さんを支えたいと願う壮大なミッションを背負った本であると確信しております。
更なる詳細は、すべて本文にあります。
著者:細見敏夫
※本書に収録されている音声をダウンロードするためにはインターネットに接続する必要があります。