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どうやって中学校の部活動と付き合ったらいいですか?

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カテゴリ: Kindle版
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 部活動の顧問は、中学校教員には避けて通ることのできないものです。自分が経験したこともないにもかかわらず、若いというだけで運動部を持たされてしまいます。しかも、自分が未経験であっても、生徒はきちんと指導してくれることを望みます。
 もしも、きちんとした指導ができない時には、生徒が反発する、保護者からクレームが入るなどの問題が生じます。本来休みであるはずの土日も部活動指導を強要されてしまいます。
 矛盾だらけの部活動指導で、ブラック企業に勤めているような感覚になります。このことについて、世間の方々は公務員だからという理由で、特に何か同情してくれるわけではありません。縁の下の力持ちのように、ひっそりと矛盾を抱えながら、苦しみながら、人生を犠牲にしながら部活動の顧問を勤めることになります。
 本書の目的は、部活動の在り方の是非を問うことではなく、部活動にどうやって向き合っていくか、具体的にどうしたらいいかです。
 現状では、部活動の顧問はしなければいけないものです。そのことに不満を持って嘆いても仕方ありませんし、それをどのように乗り越えていくか、どれだけ自分の負担にならないようにしていくか、ということが必要になると思います。
 私は勝つことがすべてではないと思っていますし、生徒をどうやって成長させるかが大事だと考えています。それとともに、教員として私生活の時間を確保することが大事だと考えており、日曜日は必ず休みにするなどのことを提案しています。ですので、全国大会を目指したいという人には不向きな本になります。
 全国大会を目指すことが部活動を指導する目的のすべてではないと考えているので、そうした部分も考えるきっかけにしてもらえたらと思います。
62のトピックを用意しています。

※ 私がどんなスタンスで教員というものを考えているかは、ブログ「[t-labo(中学校教師の支援サイト) https://teacherlabo.com/](https://teacherlabo.com/) 」を見てください。その結果で、本書が有効かどうかについて判断していただけたらと思います。本書では中学校の教員を想定しています。