情報社会、高齢社会における新しい問題に対応するために。

秘密保持・競業避止義務、公益通報・個人情報保護から高齢者雇用、企業年金まで。
経験豊かな第一線の弁護士が最新の法律と裁判例を解説する実務家必備の一冊！

●目次
第1章　労働者の秘密保持義務
01　秘密保持義務・競業避止義務の重要性の増大
02　労働者の秘密保持義務
03　秘密保持義務の効果と紛争類型
04　不正競争防止法の関係規定

第2章　労働者の競業避止義務
01　競業避止義務問題の概要
02　在職中の競業避止義務
03　退職後の競業避止義務
04　紛争の諸類型

第3章　労働者の通報行為と不利益取扱い
01　通報者保護の必要性
02　公益通報者保護法による通報者保護
03　公益通報者保護法以外の法規・法理による通報者保護

第4章　労働と個人情報
01　個人情報保護法
02　個人情報取扱業務における労働者の負担
03　労働者自身の個人情報の保護

第5章　高齢者雇用
01　高齢社会と雇用
02　定年と高齢者差別
03　60歳以上定年の義務
04　高年齢者雇用安定法の改正
05　雇用継続確保義務
06　求職活動支援書・募集採用における上限年齢設定の理由開示
07　シルバー人材センター
08　雇用対策法における年齢制限の禁止

第6章　企業年金
01　企業年金とは
02　企業年金をめぐる訴訟
03　企業年金の減額の法的問題
04　企業の倒産と企業年金